「戸建てにおすすめの光回線はどこ？」

光回線の料金は毎月必要になる固定費であるため、できるだけ安く抑えたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。

しかし、月額料金だけで判断すると、実質支払う料金が安くなく、損をしてしまう可能性があります。なぜなら、各社で異なるキャッシュバックやキャンペーンを実施していたり、工事費がかかるところ・かからないところがあるからです。

そこでこの記事では、おすすめの光回線5社を比較し、ランキングを作成しました。

速さの比較もしていますので、快適で安い光回線にしたい人は、ぜひ最後までお読みください。

おすすめ光回線ランキングTOP５

 

1.IIJmioひかり

【キャッシュバック・割引】

キャンペーン期間中に新規または乗り換えの申し込みをすれば6か月間3,696円の割引、さらに40,000円分ギフト券プレゼントの特典があります。

【基本工事費】

新規で申し込みの場合、ひかり回線工事費として19,800円がかかります。

【他社の解約にかかる費用のキャッシュバック】

ありません。

【その他の割引等】

新規申込に限らず、転用や事業者変更における新規利用でも初期費用が全て0円になります。

 

2.NURO光

【キャッシュバック・割引】

NURO光では特典として、
のどちらかを選べます。45,000円のキャッシュバックは、公式の特設ページから申し込みが必要です。

【基本工事費】

基本工事費は毎月の料金から割賦金額と同額が値引きされるため、継続利用すれば実質無料です。

【他社の解約にかかる費用のキャッシュバック】

他社の違約金・工事費残債なども20,000円までキャッシュバックされます。

【その他の割引等】

NUROモバイルとのセット割を活用すると、1年間スマホ代が0円になります。ソフトバンクユーザーの場合はNURO光でんわもセットで申し込むことで、毎月のスマホ料金が1ユーザー最大1,100円割引になる「おうち割」もあります。

 

3.GMOとくとくBB光

【キャッシュバック・割引】

新規申し込みの場合は全員に5,000円のキャッシュバックがあります。

【基本工事費】

基本工事費は毎月の料金から割賦金額と同額が値引きされるため、継続利用すれば実質無料です。

【他社の解約にかかる費用のキャッシュバック】

乗り換えの場合は他社の違約金分として一律50,000円のキャッシュバックがあります。ただし、50,000円のキャッシュバックを受け取る時期は、開通から11か月後30,000円、23か月後に20,000円と2回に分けられるため、注意が必要です。

【その他の割引等】

回線の申し込みと同時にGMOひかりテレビやGMOひかり電話に申し込むことで、キャッシュバックが増額します。
 

4.ビッグローブ光

【キャッシュバック・割引】

ビッグローブ光では、
のどちらかを選択することが可能です。

【基本工事費】

基本工事費は毎月の料金から割賦金額と同額が値引きされるため、継続利用すれば実質無料です。

【他社の解約にかかる費用のキャッシュバック】

ありません。

【その他の割引等】

光テレビの同時申し込みで10,450円のキャッシュバックも行っています。

モバイルのセット割としては、家族内のauスマホ1台につきスマホ料金が1,100円割引になる「auスマートバリュー」の他に、UQモバイルなら1,100円、BIGLOBEモバイルなら220円がそれぞれスマホ料金から割引されます。

 

5.So-net 光プラス

【キャッシュバック・割引】

So-net 光プラスでは、50,000円のキャッシュバックがあります。ただし、50,000円のキャッシュバックを受け取る時期は、開通から6か月後30,000円、12か月後に20,000円と2回に分けられるため、注意が必要です。

【基本工事費】

基本工事費は毎月の料金から割賦金額と同額が値引きされるため、継続利用すれば実質無料です。

【他社の解約にかかる費用のキャッシュバック】

ありません。

【その他の割引等】

So-net 光プラスでは、3つのスマホセット割があります。

戸建ての光回線を選ぶ際のポイント

戸建てで使用する光回線を選ぶポイントは、以下の通りです。
では、ポイントをひとつずつ解説していきます。

実質料金で比較

料金の安さを月額料金だけで見ると損してしまいます。

キャッシュバックや割引も含めた実質料金に着目し、どこがもっともお得なのかを見ることが大切です。

工事費用なども含めて確認し、実質いくらかかるのかを計算しましょう。

速さで比較

光回線は速度が出ないと使い物にならないケースもあるため、どのくらいの速さなのかも確認しましょう。Ping値は数値が低い方が、速度は数値が高い方がより快適にインターネットを利用できます。

みんそくで回線名を入れて検索すると、実際の速度を詳しく確認できます。ぜひ活用してみてください。

のりかえ特典で比較

キャッシュバックや割引の他に確認すべきなのは、他社の解約にかかる費用がいくら還元されるかです。

解約金や工事費残債がない人には関係ありませんが、それらが発生すると数万円必要になるケースも多々あります。

余計な出費を少しでも減らすために、今使っている光回線を解約するときにかかる費用と同額をキャッシュバックしてくれる業者を選ぶとお得です。

工事費の有無で比較

光ファイバーケーブルの敷設工事が必要な場合、工事費用が20,000〜30,000円ほどかかります。多くの事業者はこの費用と同額を割引することで実質無料としていますが、中には工事費分の割引がないケースもあります。

工事費用は決して安くないため、無料なのか、実質無料なのか、支払う必要があるのかを確認しておきましょう。

セット割で比較

家族みんなで同じ会社のスマホを使っている場合、光回線とスマホのセット割が使えれば毎月大きな割り引きになります。そのため、少しでも固定費を下げたい場合はセット割りの有無も確認しましょう。

例えば、ドコモ・au・ソフトバンクはそれぞれが提供しているスマホの割引があります。しかし、ソフトバンクならNURO光にもセット割はありますし、auのスマートバリューが適用できる光回線も複数あります。

安さにこだわるのであれば、自分のスマホが割引になる光回線はどこかを確認してみましょう。

光回線は月額料金の安さだけで選ぶべきではない

料金の安さは固定費を下げるうえで欠かせないポイントですが、その点だけに着目して光回線を選ぶのはおすすめしません。
ここではこの3つの観点から、安い光回線を選ぶ注意点を紹介します。

最低利用期間や解約条件が厳しく決められている

安い光回線の契約をする際には、契約期間や解約に関する条件を確認しておくことが大切です。一部のプロバイダーは、長期の契約を求めたり、解約時に違約金が発生する場合があるからです。

最低利用期間はプロバイダーや料金プランによって異なりますが、一般的には1年から2年の間が多いです。ただし、中には3年以上の最低利用期間を設定しているプランも存在します。

最低利用期間内に解約をする場合には違約金が課せられることや、工事費を分割にして「実質無料」と謳っている場合には一括で支払いが求められます。その他、解約金の発生しない期間が限られていたり、レンタル機器の返却・違約金が求められるなど、契約前から解約条件をリサーチしておくのが必須となるでしょう。

ただし、近年では長期の契約を求めず、より柔軟な利用プランを提供するプロバイダーも増えてきています。引越しなど光回線の解約が想定される場合には、契約期間や解約条件に適切に対処できるプランを選んで比較するよう注意しましょう。

オプションサービスの追加料金がかかる場合がある

オプションサービスの追加料金がかかる場合がある

そもそも光回線のプロバイダーは、光回線だけを提供していることは少なく、スマートフォンキャリア、テレビ、固定電話、電気代、VODなど、家庭にかかわるサービスを複合的に提供できるよう、オプションサービスと同時に契約して割引になるプランが用意されています。

競争の激しい光回線市場では、プロバイダーは他社との差別化を図るために月額料金を抑えて少しでも安くする企業努力がされていますが、月額料金だけでは利益が限られてしまうため、オプションサービスを利用してもらうことで売上の補填を狙っているからです。

キャンペーンページには「このキャッシュバックキャンペーンを使うにはこのオプションサービスへの加入が必須」などの記載があるため、適用しようと考えているキャンペーンにオプション必須の有無がないか確認してから、合計金額で比較することをおすすめします。

通信速度が非常に遅い可能性がある

月額料金の安さをウリにしている光回線は、提供サービスの質が他よりも劣っており、強みとして月額料金が他社よりも引き下げられている可能性は少なくありません。

一般的なプランの最大通信速度（ベストエフォート：理論値）は1Gbpsですが、これはあくまでも最大通信速度であり、理想条件がそろわなければ観測できる数値ではありません。さらに同じ最大通信速度1Gbpsでも光回線業者によって平均速度は異なります。

この表は各社光回線でスピードテストを行ったユーザーの測定結果が見られる「みんなのネット回線速度」というサイトで公開されている、平均の実測値です。

	最大通信速度	平均ダウンロード速度	平均アップロード速度
IIJmioひかり	1Gbps	308.62Mbps	266.7Mbps
NURO光	2Gbps	590.08Mbps	544.52Mbps
GMOとくとくBB光	1Gbps	274.5Mbps	302.89Mbps
ビッグローブ光	1Gbps	264.95Mbps	237.37Mbps
So-net 光プラス	1Gbps	265.55Mbps	272.8Mbps

光回線を選ぶときは、最大通信速度と同時に平均実測値も見て判断しましょう。

もし通信速度の遅い光回線を選んでしまうと、次のような症状が起きてしまいます。
このようなことが日常的に起きると、ストレスが溜まるでしょう。最近では生活のさまざまなポイントでインターネットを使うため、回線の速度は非常に重要なのです。

まとめ

この記事では、戸建ての光回線を実質料金で比較しました。

ランキングは以下の通りです。
戸建ての光回線を選ぶ際には、以下のポイントに注目して選びましょう。
特に、光回線は快適なインターネット環境を整えるために、速さも重視する必要があります。料金や特典だけにとらわれず、バランスの取れた光回線を選びましょう。