広告ページ
おすすめオンライン学習サイト10選
コロナ禍になり、オンラインでのサービスが爆発的に増えています。オンライン学習についても同様です。これまで、「学び」に関しては、地域により学習の機会に差があることがたびたび話題になってきました。しかしオンラインで繋がることにより、時間や場所を自由に選択でき、個々のライフスタイルに合わせた形で、同じ質の学習ができるようになってきています。
私たちDDSでも最近、社員教育や自己啓発でオンライン講座を活用しています。活用にあたって、有用性やコストなどいろいろ調べてみてわかったこと、感じたことなどがありましたので、今回はそのことについてまとめてみたいと思います。
オンライン学習のメリット・デメリット
オンラインの最大のメリットは「いつでもどこでも」だと思いますが、学習で活用する場合、メリット、デメリット、それぞれあります。
- メリット
-
- 好きな時間に受講できる
- 場所を選ばない
- 一部無料で受講できるものがある
- 弱点部分の講義を繰り返し見ることができる(*)
- 普段の生活では繋がらないような人と繋がることもできる
コースによっては不可の場合もあるので、事前に確認しましょう
- デメリット
-
- PCやネット環境に依存する
- 学習内容が高度になるにつれ料金がかかる
- 継続性や集中力の維持が難しい・受講したことで満足しがち
- こちらからアクションを起こさないと他人との繋がりを持てない
上記を見ると、メリットは「自由」、デメリットは「自由がゆえに、、、」というところが考えられます。メリット・デメリットで対になっている部分もあるので、その点を意識しながら進めることができれば、理想的な学習をすることができると思います。
オンライン学習に必要な環境
インターネットに接続して学習するのがオンライン学習の基本です。
このために以下の設備や環境設定が必要になります。
インターネットに接続できる端末
まず、基本としてパソコン、タブレット端末、スマートフォンなどインターネットに接続できる端末が必要になります。
多くの資料が必要になる社会科学習などでは大画面のデスクトップパソコンが向いているとも言われますがノートパソコンやタブレット端末の手軽さを好む人もいます。
また、移動中の電車のなかなどで学習したい場合にはスマートフォンやタブレット端末が便利です。
インターネット環境
近年は賃貸マンション/アパートなどでも最初からWi-Fi環境が整っている場合が増えてきました。
しかし古い建物などの場合にはユーザーが手続きをしてインターネット環境を導入しなくてはなりません。
フレッツ光やソフトバンク光が利用できる場合は迷わず契約すればいいでしょう。
建物内に設備が必要なく電話回線から接続できるADSLは今後廃止の方向性にあるので、あまりおすすめできません。
最近は電源を入れるだけの据え置き型Wi-Fiがあり光ファイバーほどの安定性はありませんが工事不要で導入がかんたんなので人気が高まっています。
一種の裏技としてはスマートフォンサービスのデザリング(スマートフォン端末を利用するインターネットへの接続)もあります。
スマホ端末を利用するので新たな契約などは必要なく大きな費用も発生しません。
使用量が契約のギガ数を超えた場合には極端に遅くなったり高額になったりするので要注意です。
オンライン学習のメリット
オンライン学習のメリットは、大きく分けて3つあります。
- 好きな時間・場所で学べる
- 低価格で気軽に学べる
- 知識が定着するまで繰り返し学べる
一つずつ、詳しく解説していきます。
好きな時間・場所で学べる
オンライン学習は、好きな時間・場所で学べることが大きなメリットです。
オンライン学習は、インターネット環境とスマホ/タブレットまたはパソコンがあれば、いつでもどこでも学習できる環境に。忙しい社会人でも、無理なく学習を継続しやすいです。例えば平日は仕事の通勤時間や仕事の休憩時間にスマホで取り組み、土日に自宅のパソコンでじっくり学習にコミットするなど、自分のスタイルに合わせて学習できます。
低価格で気軽に学べる
オンラインの学習サービスは、基本的に低価格。無料のサービスも多く、有料でも毎月書籍1冊分程度の価格で気軽に学べます。
例えば、プログラミングや英語のスクールは、安くても費用は数万円〜。学習したいと思っても、継続できない場合や向いていなかった場合を考えると、なかなか一歩を踏み出せない金額です。しかしオンラインの学習サービスは、上述したように無料〜書籍1冊分程の価格なので、比較的気軽に学習にチャレンジできます。やってみて「もっと深く学びたい」と思ったら、スクールに通ってみるのもおすすめです。
知識が定着するまで繰り返し学べる
知識が定着するまで繰り返し学べるのも、オンライン学習サービスのメリットです。
スクールなどで学習した場合、聞いた時はわかっても、復習するときに理解が不十分なことに気づくこともありますよね。しかしオンラインでなら、何度でも教材を見返せます。例えば動画教材なら巻き戻しや速度指定で、理解を深めるまで学習できます。
周りの理解度や進捗度合いを気にせず、自分のペースで学びたい方にもおすすめのサービスです。
おすすめオンライン学習10ランキング
オンライン学習といっても、プログラミングやデザイン、知識・教養や語学など、子供から大人まで利用できるさまざまな講座があります。個人で受ける場合、なるべくなら学習コストを下げたいという気持ちがあるかと思いますが、専門的な講座になればなるほど受講料は高くなるのが実情です。そのような中でも、「WEBに関連したもの」「ビジネススキルに関連したもの」「学習コスト抑えめ」「初心者からでも学びやすい」というキーワードに絞って、おすすめの講座をいくつかご紹介してみたいと思います。
1位ストアカ
趣味やライトな感じの講座からビジネス向けまで幅広く取り揃えており、各講座は予約して受講するスタイルです。指定の場所(教室)で行う講座もあります。さまざまな分野の講師が登録されています。会員登録は無料で、料金は1講座単位での支払いでわかりやすく、趣味分野など興味を引く講座もたくさんあります。
2位gacco
ビジネススキル中心の講座が中心で、大学の教授や企業のスペシャリストが講師となり専門的な知識を学ぶことができます。内容の濃い講座を全て無料で受けられるのも魅力的ですが、講座によってはオンラインと対面の両方があり、レポートを提出することで頑張った証として修了証書がもらえます(※大学などの単位にはなりません)。受講仲間と講義中に意見交換をしたりすることもあるので、「学校」が好きな人はモチベーションも上がって楽しく学ぶことができると思います。
3位Udemy
業界のプロが講師として講座を開いており、専門的な知識をしっかりコース学習したい人に向いています。会員登録は無料で、料金は1講座単位で少々高めの単価ですが、新規会員登録キャンペーンなどを利用すると2,000円くらいから受講できるので、これを利用して始めてみるのも良いのではないでしょうか。
4位Schoo
こちらは会員登録が無料で、月額980円でさまざまな講座の動画を視聴することができます。Schooの特長のひとつに「ライブ配信」による無料講座があります。開催日時は決まっていますが、時間が合えば無料で受講することができます(※ライブ配信後の同講座の動画を見る場合は月額料金が必要です)。オンライン講座の入り口としては、ハードルの低いサイトのひとつと言えるでしょう。
5位LinkedIn
ビジネススキルからクリエイティブ講座など、幅広く学ぶことができます。会員登録(個人)は無料で講座によって料金を支払う形になっています。法人向けのサービスやエキスパートコースなども用意されており、段階に合わせた学習をすることができます。またビジネスニュースをサービス内で配信をしているほか、マイページを利用して個々の繋がりを構築しやすくなっており、学びを通じ新たなビジネスパートナーを開拓する手段として活用もできます。
6位Tech Academy
こちらは、エンジニア向けに特化した講座を揃えているサイトになります。コースは、初心者からミドルエンド〜ハイエンドまで、段階を追ってレベルアップできるよう設定されています。料金は、クリエイティブ分野の各コースで受講期間ごとに設定されており、学習の進め方に合わせて選べるようになっています。専門的なスキルを身に付けたい方におすすめのサイトです。
7位chot.design(ちょっとデザイン)
こちらもクリエイティブ系の講座になりますが、WEBデザインに特化したサイトになっています。講義は他のサイトのような動画ではなく、テキストと画像で操作などの説明がされていて、初心者でもステップ毎に作業をイメージしやすいように工夫がされています。料金が無料というのも魅力的で、デザイナーを目指している人、基本的なものを学びたいと思っている人にはおすすめのサイトになります。
8位グロービス学び放題
こちらは経営や管理層に響くビジネス講座を多く配信しています。専門的な知識やコミュニケーション術など、ビジネスで必要な要素を本格的に学習できます。受講するには料金が必要で、半年または1年間のプランに入ることが必須です。ただ1週間のお試し期間も用意されているので、その間にいくつか受講して続けるかどうかの判断をするのが良いと思います。
9位スタディング
CMでも流れていますが、こちらは専門資格を取得するための講座がメインになります。国家資格などは通学して受講する形が多いですが、オンラインでもスタディング独自のメソッドで質の高い学習をすることができます。料金は、それぞれの資格に合わせたコース単位になり、通学型よりも少々お安くなっているようです。
10位スタディサプリ(English)
こちらもCMなどでよく見かけますが、語学(英語)の講座です。コース内容は、中高生向けの受験対策講座や社会人向けのスキルアップ講座、またTOEIC試験対策やビジネス会話が学べるなど充実しています。料金は、こちらもコース毎になりますが、1週間のお試し期間があるので、自分のレベルにマッチする講座を見つけて学習する形が良いと思います。
オンライン学習での課題
どこでも誰でも環境があれば受講することができるオンライン講座は、学習内容を先に確認できたり、習熟度に合わせて自分のペースで進められたりするなどさまざまな面で使いやすくなっています。
個人で自由に進められることはとても便利なのですが、これに慣れてしまうと中だるみになってしまったり、講座を進めることだけに気を取られ知識として蓄えられていなかったり、自己満足で終わってしまう危険性もあります。
前の章でいくつかオンライン学習サイトを紹介しましたが、私も見たり進めたりしていく中で感じた課題についてまとめてみました。
習熟度がわかりにくい
オンライン講座に限った話ではないのですが、先に進むことだけに気を取られ、1つ1つの内容がしっかり身についてないこともあるかと思います。オンライン講座のメリットとして何回でも見直しをすることができる(*)ので、不安な部分は集中的に繰り返し行うと良いでしょう。コースの中にはミニテストを用意しているものもありますので、これを活用して習熟度を計りながら進められるのが本当はベストのような感じがします。
*…コースによっては不可の場合もあるので、事前に確認しましょう
身体の不自由な人も同じように学べる講座
オンライン講座のほぼ全てが、受講者=健常者を想定して作られています。オンラインで繋がるメリットを最大限活用し、どんな状況の人も同レベルの学習ができるようになれば、本当の意味で学びの格差を無くすことができるのではと思っています。これを実現するためにはWEB以外のテクノロジーも必要と思いますが、状況によって学びの機会が無くならないよう、私たちも考えていかなければならないことだと思っています。
まとめ
今回はオンライン講座について、いくつか見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
在宅での活動が増えるにつれ、これまでたくさんのサービスが生まれてきました。今では何かを行うためには、オンラインで繋がれていることが必須になりつつあり、繋がらない状況を不便に感じるようになっています。オンライン講座にもデメリットはありますが、自分の学習スタイルに合わせ自由に進めることができるなどメリットも大きいので、学びの場のひとつとして考えてみるのも良いのではないでしょうか。
また、企業でもこのようなサービスを取り入れ、社員教育やスキルアップなどに活用しているところも多くなっています。そういった意味でも、オンライン講座によって企業と同じ質の教育を個人でも受けられることは大変良いことだと思います。
私たちDDSでも、SchooやLinkedInに登録し、案件の隙間時間などを活用し社員のスキルアップを促すようにしています。仕事上のやりとりや進め方・考え方を学んだり、デザインやコーディングについて自分に足りない知識を補うことに活用しているので、もし体験したことがない人がいましたら、無料期間なども利用しつつ試していただき、今まで気付いていない新しい可能性を探ってみるのも面白いかもしれませんね。