日本で人気のデニムブランド30選(メンズ)おすすめの選び方も解説
日本で人気のメンズデニム・ジーンズブランド18選
1. G-STAR RAW(ジースターロウ)
価格帯:高い 約13,000円~46,000円
1989年、オランダのアムステルダムで誕生したデニムブランド。コーディネートを選ばない単色のブラックデニムから、リアルなユーズド加工を施したデザイン性の高いデニムまで幅広く展開しています。裁断を3D構造で捉えた「立体裁断」がG-STAR RAWの特徴の一つ。系統としては、同じヨーロッパを拠点とする「DIESEL」と似ています。
2. Levi’s(リーバイス)
価格帯:普通 約7,000円~
労働者の作業着であったジーンズを世の中に広めた功績を持つリーバイス。アメカジの流行に多少波はあるものの、いつの時代も定番のデニムとして愛されています。最もスタンダードなのは、ストレートシルエットの「501」。その他、ゆったりめのストレートシルエットが特徴の「505」、細身のシルエットが特徴の「510」~「513」等、好みや体型に合わせて選択できます。
3. EDWIN(エドウィン)
価格帯:普通 約1万円~
EDWINは、繊維街で有名な東京・日暮里の企業が1961年にスタートした日本のブランドです。リーバイスやリーのようなアメリカのブランドだと勘違いする人も多いのですが、実はそうではありません。国産ブランドということもあり、日本人の体型や好みに合うジーンズを製造できるのがEDWIN大きな強み。ストレートタイプの「503」ジーンズが人気です。
4. Wrangler(ラングラー)
価格帯:普通 約6,000円~
1947年にアメリカ・ノースカロライナ州で誕生した歴史あるジーンズブランド。現在はEDWINの傘下でブランドを展開しています。ラングラーは、肉体労働に欠かせない丈夫な服に過ぎなかったデニムにファッション性を加えた功績をもちます。定番のロングセラーモデルは、ストレートシルエットの「13MWZ COWBOY CUT」。フレアカットのジーンズ等、トレンドを意識したアイテムも人気です。
5. YANUK(ヤヌーク)
価格帯:高い 約25,000円~4万円
2003年にアメリカ・ロサンゼルスで誕生したデニムブランド。L.Aブランドらしいリラックス感や素材を活かしたナチュラルな雰囲気が魅力のブランドです。旧来のデニムにありがちな窮屈な穿き心地を改めるべく、素材感を邪魔しない程度に最先端の混紡糸を使用し、ストレッチ性を持たせるといった工夫も評価すべきポイント。 きれいめに穿くなら、現代的なシルエットの「スリムテーパード」や「スリムストレート」がおすすめです。
6. DIESEL(ディーゼル)
価格帯:高い 約3万円~5万円
1978年にイタリアで創業したファッションブランド。ジーンズを主力商品としているブランドで、上質な素材が採用されていながらも手の届きやすいブランドとして人気を集めています。労働者のツールとしてのジーンズを、高い加工技術とデザイン性でおしゃれ着へと昇華させてきたDIESEL。「ジーンズ=アメリカ」という固定概念を覆したブランドと言っても良いでしょう。
7. Nudie Jeans(ヌーディージーンズ)
価格帯:高い 約2万円~4万円
2001年にスウェーデンで誕生したNudie Jeans。無骨で男臭いジーンズのイメージを刷新し、おしゃれなボトムスとして売り出してきたブランドです。細身ですっきりとしたシルエットや、やや艶感のある生地が最大の特徴。穿き込むうちに肌に馴染んでいくようなタイトめのジーンズを探している方は要チェックです。
8. A.P.C(アーペーセー)
価格帯:高い 約2万円~3万円
A.P.Cは、1987年にフランス・パリで誕生したメンズファッションブランドです。A.P.Cのアイテムの中でも特に人気の高いデニム系のアイテム。洗練されたイメージを纏うおしゃれなジーンズが魅力です。ジーンズのデザインにクセはなく、主張は控えめ。きれいめのコーディネートにも合わせられます。もちろん、色落ちを楽しみながら、ゆっくりとデニムを育てることもできますよ。
9. DENHAM(デンハム)
価格帯:高い 約2万円~9万円
デンハムは、2008年にジェイソン・デンハム氏がオランダ・アムステルダムで立ち上げたデニムブランド。ハサミをモチーフにしたブランドロゴでも有名です。 経年変化のパターンを徹底的に研究して実現させたリアルなユーズド加工技術は必見。擦れる部分を色落ちさせるだけでなく、色の濃淡を細かくコントロールし、迫力のある経年変化を忠実に再現しています。10. KURO(クロ)
価格帯:高い 約2万円~3万円
2010年にスタートした日本国内のブランド。ブランド名の由来は日本人の髪や瞳の色である「黒」。KUROは、デニムを中心に商品を展開しています。クラシカルなストレートシルエットの「FUTURA」シリーズや、膝下からテーパードを効かせた「GIOCATORE」シリーズなど、5種類のシルエットから自分に合ったジーンズを選べます。
11. UES(ウエス)
価格帯:高い 約26,000円~3万円
1977年創業のデニムブランド。素材にこだわったアメカジファッションアイテムを展開しており、デニムやネルシャツが人気です。 ジーンズでは、第二次世界大戦下で製造されたいわゆる「大戦モデル」を忠実に再現したものなど、クラシカルで育てがいのあるモデルが人気となっています。ジーンズの革ラベルに、使用を開始した日付を焼印で入れることができるなど、面白いサービスも提供しています。
12. quadro(クオドロ)
価格帯:高い 約2万円~25,000円
服の素材、とりわけ糸の撚り方や生地の製造過程を徹底的に追求するファッションブランド。素材感を活かしたナチュラルな雰囲気の服が魅力で、本物志向のファッショニスタにも愛されています。例えば、野生種に近い西アフリカのコットンを使用したセルヴィッジデニムや、岡山県産の生地を使ったストレッチデニムなど、服好きも唸るジーンズが揃います。 白シャツと合わせるだけでも様になるシンプルなジーンズを探している方は必見です。
13. JAPAN BLUE JEANS(ジャパンブルージーンズ)
価格帯:普通~高い 約14,000円~3万円
デニム・ジーンズの産地として有名な岡山県倉敷市の児島地区。その地を拠点とする株式会社ジャパンブルーが、オリジナルブランドとして2011年に立ち上げたのが「ジャパンブルージーンズ」です。 素材や製法にこだわり、丁寧な作業で作り上げられたジーンズは、大量生産品にはない風合いを纏います。14. MOMOTAROJEANS(モモタロウジーンズ)
価格帯:高い 約17,000円~4万円
2006年に誕生したデニムブランド。厳選された手摘みのジンバブエコットンから高品質の糸を作るところから自社で行う徹底ぶり。重みがありながらもふっくらとした生地で作られたジーンズは、じっくりと穿き込んで育てていきたい方から特に人気があります。15. SPU(スプ)
価格帯:安い~普通 約5,000円~
SPUは、ネット通販をメインに商品を展開するアパレルショップです。ネット販売を中心としていることもあり、商品の単価はリーズナブル。安さが魅力のオリジナルブランド商品の他、素材や品質にこだわったセレクトアイテムも展開しています。ストレスフリーな穿き心地を追求したリーズナブルなストレッチジーンズから、玄人向けの日本製赤耳セルヴィッチデニムまで、多くのニーズに応える商品展開も魅力です。
16. UNIQLO(ユニクロ)
価格帯:安い 約3,000円~
誰もが知るファストファッションブランド。デニムのクオリティは高い割に、値段は控えめ。コストパフォーマンスに優れていて老若男女問わず支持を得ています。 最近は、トレンドに合わせてシルエットの展開を調整するなど、おしゃれなイメージも定着しつつあります。17. GAP(ギャップ)
価格帯:安い~普通 約6,000円~8,000円
1969年にサンフランシスコで生まれたGAP。今や世界に名を馳せる巨大アメカジブランドとなり、男女問わず幅広い年齢層から愛されています。 アメカジど真ん中のGAPにとって、ジーンズはアイコン的存在。スキニー・スリム・ストレート・テーパードスリム・リラックスの各シルエットから好みのものを選択できます。中でも、「スリムフィット ジーンズ」はベストセラーモデルとなっています。18. 無印良品
価格帯:安い 約3,000円~
シンプルでナチュラルな雰囲気が人気の無印良品。無印のジーンズは、ユニクロと同程度の安さであることに加え、オーガニックコットンを使用していることや、伸縮性が良い生地を使用していることが大きな特徴です。国産(日本)デニムブランドと海外デニムブランドの違い
同じデニムですから大きな違いがあるわけではありませんが、一般的な傾向としては以下のような違いが見られます。国産デニムブランド | 海外デニムブランド |
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・素材や縫製にこだわり、丁寧に作り込まれている。 ・経年変化を楽しめる。 ・シルエットが日本人の体型に合っている。 |
・大量生産で作られる安価なものが多い。 ・ダメージ加工やデザインのレベルが高い。 |
自分に合ったデニムブランドの選び方|3つのポイント
デザインやシルエットで選ぶ
一括りに「デニム」や「ジーンズ」と言っても、デザインやシルエットで印象が大きく異なるのがデニムの難しさであり、大きな魅力でもあります。きれいめ・上品に履きたい方は、濃紺やブラック等のダークなカラーで、細身のシルエットのものを選ぶのがおすすめです。
一方で、ヴィンテージ感やハードな印象が好きな方は、色落ちやダメージ加工が施されたデニムを選んでみましょう。
また、デニムを穿き込んでいく中での色落ちや経年変化を楽しみたい方は、生地の質が高く縫製も丁寧な、綿100%の国産デニムを選ぶと良いでしょう。
使用している素材で選ぶ
デニムの素材は、大きく以下の2種類に分けることができます。好みや用途に合わせて適切な素材を選びましょう。① 綿100%のデニム
綿100%のデニムは生地の伸縮性が高くありません。したがって、特に穿き始めの時期に生地の硬さを感じることがあります。他方で、耐久性が高く長く穿けることや、生地の風合いを感じられるという利点から、”デニム通”の方は綿100%のデニム好む傾向があります。
特に、未洗いで糊(ノリ)が付いた生デニムからじっくりと穿き込み、色落ちや経年変化を楽しみたい方は、綿100%のデニムを選ぶべきです。
① ストレッチ生地のデニム
シトレッチ性を売りにしている伸縮性の高いデニム生地の多くは「ポリウレタン」を混紡しています。素材の表記を見ると「綿95%、ポリウレタン5%」などと記載されています。生地に伸縮性があるが故に、ヴィンテージジーンズのようなメリハリのある色落ちは期待できません。その反面、動きやすさは段違いに良いので、立ち座りの動作や歩行することが多い方におすすめです。
生地の手触りや厚みで選ぶ
① ライトオンス
記事が薄くて軽さのあるライトオンスデニムは、ノンストレスで履きやすいのが特徴。暑くてデニムを履きたくなくなってくる夏場でも、比較的快適に着用できます。② レギュラーオンス
一般的な厚さのレギュラーオンスデニム。ファッション初心者から上級者まで愛用できるベーシックなデニムです。シーズン問わず着用できるので一本持っておいて損はありません。③ ヘビーオンス
その名の通り、生地が厚くて重みがあるヘビーオンスデニム。ガシッとした手触りで、耐久性に優れています。快適さは劣るものの、その素材感が好みのファッショニスタがいるのも事実。長い時間をかけて、じっくり育てていくのに向いています。
【部分別】正しいデニムサイズの選び方
ウエスト
しっかりウエストラインに合わせてはいた際に、指が縦に2本入るくらいのサイズが適正です。股上
ウエストの位置に、ベルトがくるくらいが標準。ただし、あえて股上を浅くしたローライズや、股上の深いデニムなどもあります。ヒップ
生地をつまめるくらいの余裕は残すのがベスト。特に男性の場合は、お尻の部分がピチッとし過ぎていると女性的に見えてしまいますので、程良いゆとりを確保しましょう。股下(裾)の長さ
靴を履いた状態で、ワンクッション(自然とシワが一つ寄るくらい)の長さで着用するのが一般的です。ただし、すっきりスマートな印象にしたい時には、ノークッション(生地がスッと落ちてシワにならないくらい)で履いても良いでしょう。まとめ
この記事では、人気&おすすめのデニムブランドや、デニムの選び方についてご紹介しました。誰もが持っている定番のアイテムだからこそ、こだわりをもって選びたいですよね。「スラックスばかり穿いていて、デニムはあまり穿いたことがなかった」という方も、ぜひこれを機にデニムに挑戦してみてください!