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【2023年8月】お取り寄せもつ鍋のおすすめ人気ランキング7選【徹底比較】
専門店で食べるようなおいしいもつ鍋が自宅で手軽に味わえる、お取り寄せのもつ鍋。本格的なスープ・プリプリで大ぶりなもつ・薬味などが入っており、具材を入れて加熱すればすぐに食べられるのが魅力です。しかし味噌や醤油など味が豊富なうえに、やま中や一藤のような福岡博多の名店をはじめとする数多くのお店から販売されているため、どのセットをお取り寄せしようか迷ってしまいますよね。
今回はAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のお取り寄せもつ鍋7商品を比較して、最もおすすめのお取り寄せもつ鍋を決定します。
検証
検証① セットの充実度
もつの量やシメ・調味料の有無など、セット内容は店によってばらばら。同じ価格帯でもはっきりとした差が出るため、より満足感のあるもつ鍋を選ぶにはセット内容が充実しているかもチェックする必要があります。そこで今回は、以下4つの項目に着目し、1セットあたりの内容について評価を行いました。もつ1つあたりのサイズもつの量ラーメンの量薬味の豊富さまた、もつの1つあたりのサイズは、鍋から2〜3個ほどもつを取り出し、厚みを計測し平均値で評価。薬味は、2種類以上の調味料が含まれていたら加点、ほとんどの商品に含まれていたにんにく・唐辛子・ごま以外の調味料が入っている場合を満点とし、評価を行いました。
お取り寄せもつ鍋の選び方
お取り寄せもつ鍋を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
① 肝心のもつは、国産和牛の小腸のみ使用しているものがベター
セット内容に含まれているもつの部位や産地は、商品によってさまざま。今回検証した結果、味わい・食感ともに高評価を獲得したのは、ほとんどが国産和牛の小腸のみを使用した商品でした。
国産和牛の小腸のみ使用したもつは、2cm程度の厚さで脂身のサイズが大きいにもかかわらず、臭みや脂っこさはゼロ。皮まで柔らかく、もつの醍醐味であるプリプリとした食感を味わえました。一方、下位に多かったのは、国産牛でも和牛と記載されていないものや、小腸・大腸・ミノ・ハツなどが入ったミックスホルモンを使用した商品。部位によっては脂の臭みや重みを感じたり、全体的に食感は硬めでプリプリとした弾力を楽しめなかったりと、もつ鍋の肝であるもつのおいしさはいまひとつでした。
もつのおいしさを見極めるうえで、部位・産地のほかに注目するなら、冷凍方法。急速冷凍された商品は、もつの甘味や旨味が逃げずに閉じ込められている状態なので、臭みが少なくおいしく食べられるでしょう。
② 買い損しないおいしいもつ鍋を選ぶには、まずベースの味をチェック
ベースの味の大枠は味噌と醤油ですが、商品によって使用している食材や出汁のとり方が違うため、味わいはさまざま。全商品食べ比べた結果から得た味わいの違いを紹介しているので、もつ鍋のおいしさを左右するベースの味の選び方をチェックしてみてください。
定番のおいしいもつ鍋を食べるなら、濃厚な味噌ベース一択
今回検証した結果、ベースのスープの評価が高かったのは味噌味。ニンニクが効いた甘めのこっくりとした味噌スープがもつや野菜などの具材とマッチし、食欲をかきたてました。
味噌に比べてあっさりしている醤油ベースだと、もつの脂っこさや臭みが目立ち、全体的に味気ない傾向が。もつの味わいがそこまで得意でない人や、ベーシックなもつ鍋を食べたい人は味噌味を選ぶことをおすすめします。
味噌味の唯一の欠点は、味変しにくいこと。水で薄めると旨味が逃げるため、濃さを変えたいときは、日本酒や豆乳のように旨味の多い液体類を入れるとマイルドに仕上がるのでおすすめです。
味変を楽しみたいなら、醤油ベースがベスト
鶏出汁・あご出汁・魚介出汁など出汁の種類はさまざまであるものの、醤油ベースのもつ鍋はどれも、味の調整がしやすいことがメリット。塩味やニンニクの風味が強いと味を変えるのが難しいですが、あっさりとした醤油ベースならセットについている薬味や自宅の調味料を使って自分好みの味に調節できます。
例えば、スープのおいしさで上位だったウエスタンフーズの「国産牛もつ鍋セット(2~3人前)」は、そのまま食べると、鶏肉と香味野菜で抽出したやさしい出汁であっさりめ。付属の薬味である赤味噌を入れるとコクが増し、柚子胡椒を入れるとピリッと辛くメリハリの効いた味わいに変化しました。こってりとした味を食べ続けるのが苦手な人や、適度に味変しながらもつ鍋を楽しみたい人は醤油味がベースの商品を選ぶのがおすすめです。
食べ疲れせず最後までおいしく味わうなら、セットの薬味が豊富なものを
こってりしていて脂の多いもつ鍋は、鍋のなかでもとくに食べ疲れしやすい商品。最後までおいしく味わうには、付属の薬味が豊富なセットを選ぶのがおすすめです。
セットに入っていることが多いのは、鍋で煮込む際に入れるごま・唐辛子・ニンニク。なかには、味を変えるのにぴったりな柚子胡椒や赤味噌がついていることもあるので、お好みで入れられる薬味が入っているかどうかチェックしましょう。
③ もつをたくさん食べるなら、 もつ500g以上かつ5,000円以下の商品がお得
お取り寄せもつ鍋の価格は、2〜3人前あたり3,000円以下のものから5,000円を超える商品まで、ある程度の幅があります。2〜3人前の1セットあたり4,000円を相場として価格をチェックするとよいでしょう。
また、同じ価格帯でももつの量はまちまち。大半の商品は2〜3人前でもつ300g程度のところ、なかには500g以上と4人前相当の大容量セットもありました。もつをたっぷり食べたい人は、もつ500g以上の商品を選ぶとよいでしょう。
もつの数を数えたところ、2〜3人前で20〜25個が一般的でしたが、もつ500g以上の商品は30個以上とたっぷり入っていました。
とにかく大ぶりのもつを食べたい人は、季月の「季月特製もつ鍋」がおすすめ。もつ600gで21個と特大サイズが特徴的でした。
1位 博多もつ鍋おおやまもつ鍋みそ味【野菜なし】
スープはこってりめだが、2つの食感を楽しめるもつは見もの
全国21店舗をかまえる名店、博多もつ鍋おおやまの「もつ鍋みそ味【野菜なし】」。もつは1歳半〜3歳までの子牛の小腸のみを使用し、スープは九州味噌や西京味噌など、数種類をブレンドして仕上げています。
味噌の塩味と辛さがともに先行する刺激的なスープは、後味にぎとぎととした脂っこさが目立ち、もつや野菜の旨味を味わいにくい印象でした。一方、厚み1.5〜2cmのやや小さめのもつに臭みや重たい脂っこさはゼロ。皮部分のコリコリとした食感と、プリプリとした柔らかさの双方を楽しめました。
1セットあたりのもつは360g、シメのちゃんぽん麺は450gと量は十分。しかし、うどんのように太い麺はコシがなく、薬味のごま油や鷹の爪は、すでにこってりしたスープがさらに重たくなるため、味変する材料として成り立っていませんでした。
専門家からは「若者が好みそうな味」という声が挙がるほど、スープにパンチのある濃厚な味わいがあります。豚骨のように濃いスープで野菜やもつをかき込みたいときには向いているでしょう。
2位 一藤もつ鍋 味噌味(2〜3人前)
5,180円
大ぶりのもつはとろけて臭みゼロ。味・量ともに大満足の一品
福岡県のみで店舗展開されている老舗、一藤の「もつ鍋 味噌味(2〜3人前)」。もつは国産の黒毛和牛の小腸のみを使用し、スープは独自ブレンドの味噌と相性のよい青森県産のおろしニンニクで仕上げています。
甘くクリーミーな味噌がベースのコク深いスープは、野菜やもつのおいしさを底上げする上品な味わい。もつは、厚み2〜2.5cmと大ぶりなうえに、特有の臭みや脂の重たさは一切なく、口に入れた瞬間にとろけるほどの柔らかい食感でした。
1セットあたりのもつは300gと量はほどほど。薬味の柚子胡椒を入れると、甘めのスープにピリッとした辛さと塩気がプラスされ、味変にぴったりでした。さらに、シメのちゃんぽん麺は2玉とボリューミーで、もちもちした太麺はスープと好相性でした。
モニターからは「こっくりと甘いスープは、寒い日にガッツリ食べたくなる味」、専門家からは「もつの旨味・食感が極上」と、おいしさを絶賛する声が多く挙がりました。クセがなく万人に好まれる味わいなので、家族や友人と食べるのに失敗したくない人はまず選択肢に入れてほしいです。
3位 味蔵やま中 もつ鍋セット みそ味 3~4人前 | 33445
5,400円
塩味の効いた濃厚スープは、野菜やもつの旨味を引き立てる
味蔵製造で、福岡県のみで店舗展開されている名店のお取り寄せ商品「やま中 もつ鍋セット みそ味 3~4人前」。もつは九州産の牛の小腸のみを使用し、スープは九州産の味噌を複数ブレンドしたこだわりの味に仕上げています。
ニンニクと塩気の効いた濃厚な味噌味のスープは、あっさりとしたキャベツや豆腐と好相性で、もつの甘味も感じやすい印象でした。厚み2cm程度とやや大ぶりなもつは、脂身のプリプリ感が味わえるうえに、皮まで柔らかい食感。臭みや脂のしつこさはなく、最後までもつの旨味が口の中に残っておいしさが持続しました。
シメは付属されていませんでしたが、1セットあたりのもつの量は400gと大容量。付属のごまと唐辛子を入れることで、さらにまろやかさがUPし、シメにご飯やちゃんぽん麺を入れたくなるコク深い味に変化しました。
博多もつ鍋にしては珍しい、塩気の強さが印象的だった一品。その分もつや野菜の甘味を感じられるので、ニンニクがガツンと効いた濃いスープでもつや野菜をたっぷり食べたい人におすすめです。
4位 博多もつ鍋前田屋和牛もつ鍋みそ2~3人前
5,700円
ニンニク控えめですっきりとした味噌味。とろけるもつを堪能
福岡県のみで複数の店舗をかまえる人気店、博多もつ鍋前田屋の「和牛もつ鍋みそ2〜3人前」。国産和牛のホルモンを使用し、スープはニンニクと相性のよい味噌をベースに仕上げて濃縮させています。
甘い味噌のコクはありながら、ニンニク控えめなためかすっきりとした味わいで、野菜の甘味や旨味を存分に味わえました。厚み1.5〜2cmのやや大ぶりなもつは臭みがなく、脂も重たく残りません。全体的に柔らかく、脂身はぷりっととろける食感でした。
また、1セットあたりのもつは300gと量はほどほど。薬味の鷹の爪・柚子胡椒を入れると酸味とピリッとした辛さによって、さっぱりとした味わいに変化しました。ちゃんぽん麺は2玉含まれており、うどんのように柔らかい食感の太麺はスープとよく合います。
こってりしがちな味噌味にしては食べ進めやすいすっきり感があるので、ニンニクがガツンと効いた味が苦手な人や、重たく残らない味噌味を探す人におすすめです。
5位 ウエスタンフーズ国産牛もつ鍋セット(2~3人前)
3,980円
家庭では出せない本格的な出汁。薬味で自分好みに調整できる
ウエスタンフーズの「国産牛もつ鍋セット(2~3人前)」は、MONOQLOやLDKなど数々の雑誌に掲載され定評のある売れ筋商品。もつは九州産和牛の小腸のみを使用し、スープは炒めた鶏肉と香味野菜を4時間煮込んで仕上げています。
薬味なしだとスープはかなりあっさりしていますが、ほどよい塩味と出汁が濃縮された奥深い味わいで、野菜やもつとの相性はばっちり。厚み2〜2.5cmと大ぶりなもつは、脂身はややこってりしつつも口溶けがよく、プリッとした弾力が好評でした。
また、1セットあたりのもつは300g、シメのちゃんぽん麺は300gとどちらの量もほどほど。薬味の辛味噌と柚子胡椒を入れるとあっさりめのスープがまろやかになるので、ツルッと喉越しのよいちゃんぽん麺と好相性でした。
ベースのスープがこってりしすぎない分、薬味を使って自分好みに調整できるのは美点。自宅では再現できない本格的な出汁で、プリッとしたもつの旨味が堪能できる一品です。
6位 Two Village季月 特製もつ鍋
3,280円
大ぶりで臭みのないもつをお腹いっぱい食べられる充実セット
高級和牛専門店、季月の「季月 特製もつ鍋」は、600gと大容量のもつが売りの売れ筋商品。もつは、国産和牛の小腸のみを使用し、スープは鰹と昆布からとった出汁に、数種類をブレンドした醤油と調味料で味付けしています。
唐辛子による辛さはほどよく効いているものの、出汁やニンニクはほのかにする程度で、もつ鍋のスープにしては濃厚さが足りない印象。一方、もつは厚み2.5〜3cmとサイズが大きいわりに臭みはなく、そこまで脂がしつこく残りません。大きい脂身は満足感があり、プリプリとトロトロの両方の食感を楽しめます。
1セットあたりのもつは600g、ちゃんぽん麺は2玉(320g)と2〜3人前にしてはどちらも大容量。しかし、完成後にお好みで入れる薬味は含まれておらず、中太でコシのあるちゃんぽん麺はスープの味気なさが目立つため、相性のよさはいまひとつでした。
もつはサイズが大きいわりに臭みがなく、内容量が群を抜いて多かった一品。淡白なスープが気になる人は調味料で調整する必要がありますが、お店で食べるような、大ぶりで旨味・甘味たっぷりのもつをお腹いっぱい食べたい人におすすめです。
7位 宗家 赤門屋牛もつ鍋 3人前 野菜なし
4,770円
ニンニクの効いた濃厚スープとコーンがマッチした変わり種
1981年創業以来、博多に店舗をかまえる牛もつ鍋専門店、宗家 赤門屋の「牛もつ鍋 3人前 野菜なし」。もつは毎朝厳選して仕入れる国産牛を使用し、スープは和風出汁と醤油ダレで仕上げています。
ぎとっとした脂っぽさはあるものの、ニンニクの風味と塩気の強いスープに、鍋いっぱいに入った甘いコーンとの相性は秀逸。厚み1.5〜2cmとやや大ぶりのもつに臭みはなく、プリプリとした柔らかさと、適度に歯応えのある食感が楽しめました。
シメはついていないものの、1セットあたりのもつは600gと、2〜3人前には十分すぎるほどの量。しかし、お好みでトッピングする唐辛子は元々濃い味をさらに引き立ててしまうため、マッチしていない印象でした。
甘いコーンが入っているのは珍しいものの、ガツンと濃厚なスープと絡み合うと想像以上に全体がまとまり、ほかでは味わえないおいしさに。脂っぽいスープは人を選びますが、一風違うもつ鍋を試したい人におすすめです。