当社は、当社が取得した個人情報の取扱いに関し、個人情報の保護に関する法律、個人情報保護に関するガイドライン等の指針、その他個人情報保護に関する関係法令を遵守します。
当社は、個人情報の保護に関して、組織的、物理的、人的、技術的に適切な対策を実施し、当社の取り扱う個人情報の漏えい、滅失又はき損の防止その他の個人情報の安全管理のために必要かつ適切な措置を講ずるものとします。
当社は、当社が管理するインターネットによる情報提供サイト(以下「本サイト」といいます。)の運営に必要な範囲で、本サイトの一般利用者(以下「ユーザー」といいます。)又は本サイトに広告掲載を行う者(以下「掲載主」といいます。)から、ユーザー又は掲載主に係る個人情報を取得することがあります。
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当社は、法令で定める場合を除き、本人の同意に基づき取得した個人情報を、本人の事前の同意なく第三者に提供することはありません。なお、本人の求めによる個人情報の開示、訂正、追加若しくは削除又は利用目的の通知については、法令に従いこれを行うとともに、ご意見、ご相談に関して適切に対応します。
当社は、前項で特定した利用目的は、予め本人の同意を得た場合を除くほかは、原則として変更しません。但し、変更前の利用目的と相当の関連性を有すると合理的に認められる範囲において、予め変更後の利用目的を公表の上で変更を行う場合はこの限りではありません。
当社は、個人情報の取扱いの全部又は一部を第三者に委託する場合、その適格性を十分に審査し、その取扱いを委託された個人情報の安全管理が図られるよう、委託を受けた者に対する必要かつ適切な監督を行うこととします。
当社は、個人情報の利用目的に照らしその必要性が失われたときは、個人情報を消去又は廃棄するものとし、当該消去及び廃棄は、外部流失等の危険を防止するために必要かつ適切な方法により、業務の遂行上必要な限りにおいて行います。
2:リクルートダイレクトスカウト
おすすめ度:★★★★
公開求人数:254,701(2024年3月6日現在)
求人数増減:-22,184(先週比↓down)
ハイクラスに最もおすすめの転職サイトが『
リクルートダイレクトスカウト』。
リクルートダイレクトスカウトは、リクルートが運営するハイクラス向けスカウト型転職サイトです。公開求人数は20万件以上あり、ハイクラス向け転職サービスの中で求人数はトップクラスを誇ります。
リクルートダイレクトスカウトは高年収求人を受け取りたい人におすすめ
リクルートダイレクトスカウトは、会員登録無料で利用することができます。登録情報を基にヘッドハンターや企業からスカウトを受けることができ、転職決定年収の平均は約900万円を超えています。
スカウトで届く求人は年収1,000万以上のハイクラス求人が多いため、高年収求人のスカウトを受け取りたい人におすすめの転職サイトです。
リクルートダイレクトスカウトは、職務経歴書を登録しておくだけで企業や転職エージェント、ヘッドハンターからスカウトが届きます。リクルートダイレクトスカウトには国内大手企業が約600社、ヘッドハンターは約4,300名が利用しているため、自分に合ったスカウトを受け取ることができます。今現在の自分の市場価値を知るという意味でも、登録しておくべきハイクラス転職サービスです。
リクルートダイレクトスカウトの口コミ評価
3:ランスタッド
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:5,338(2024年3月6日現在)
求人数増減:+98(先週比↑up)
『
ランスタッド』は、人材派遣をメインに世界39カ国で人材ビジネスを展開する世界最大級の転職エージェントです。
ランスタッドは海外や外資系への転職に強く、独自のハイクラス求人も保有しています。掲載されている求人は年収1,000万円以上が多く、若手からミドルのハイクラス層におすすめの転職エージェントです。
キャリアアドバイザーの対応も丁寧であるため、利用者の満足度も高いです。外資系企業のハイクラス求人を探しているハイクラス層におすすめです。
年収アップや外資系・グローバル企業へのハイクラス転職におすすめ
ランスタッドはオランダ発の人材サービス企業で、約60年以上の転職支援実績を持つ転職エージェントです。
元々グローバルな転職エージェントであるため、外資系企業や海外企業、グローバルな国内大手企業の求人を多く保有しています。掲載されている求人の多くが年収1,000万円以上のハイクラス求人となっており、ランスタッドだけの独占求人や非公開求人情報も多いため、年収アップや外資系、グローバル企業を志望するハイクラスにおすすめの転職エージェントです。
ランスタッドの口コミ評価
4:ビズリーチ
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:109,275(2024年3月6日現在)
求人数増減:+811(先週比↑up)
ハイクラスにおすすめの転職サイトが『
ビズリーチ』。
5,000名を超える転職エージェントが利用しており、あなたの経歴にマッチする求人があればスカウトを送ってくれます。
ビズリーチには転職エージェントやヘッドハンターそれぞれにスコアを付与しています。スコアは、これまでの実績や利用者の評価をもとに、5点満点で表示されます。有料機能を利用することで転職エージェントを検索することもできます。
有料機能もありますが、トライアル期間で転職活動を終えられるため実質無料で利用することができます。
ビズリーチは年収アップを目指すハイクラスにおすすめのスカウトサービス
ビズリーチには年収800万円以上の求人が10万件以上掲載されています。職種は管理職や経営企画、営業やマーケティング、ITエンジニアなど、幅広い業種や職種の求人を保有しています。
年収500万円から利用することができるため、年収を上げて転職したい人におすすめのハイクラス転職サイトです。
ビズリーチにレジュメを登録しておくと、外資系企業や国内大手企業だけでなく、ヘッドハンターやハイクラス専門の転職エージェントからスカウトが届くようになります。ビズリーチのDMを通じて直接やりとりできるため、スカウトを通じて転職をしたいと考える人におすすめの転職サービスです。
ビズリーチの口コミ評価
5:パソナキャリア
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:34,924(2024年3月6日現在)
求人数増減:+67(先週比↑up)
ハイクラスにおすすめの転職エージェントが『
パソナキャリア』。
パソナキャリアは、オリコン顧客満足度調査で「転職エージェント部門4年連続1位」を獲得しているユーザー満足度の高い転職エージェントです。
人材サービス大手のパソナグループが運営しており、約3万社以上の企業と取引実績があります。主に管理職や経営幹部、エグゼクティブなどを含む、年収800万円以上の求人をメインに扱っています。
各業界の専任ハイクラス担当が転職活動をサポート
パソナキャリアは各業界専任のコンサルタントがつくため、丁寧なサポートを受けたい人におすすめのハイクラス転職エージェントです。
パソナキャリアは主にITや商社、広告、金融、メーカーなど、業界別に専任の担当を配置しているため、各業界に特化した転職サポートを受けることができます。業界の専門性だけでなく、ハイクラス転職に対する支援も手厚いことからオリコンの満足度でも高い評価を得ています。
パソナキャリアは、利用者の評判が高い転職エージェントで、ハイクラス転職においても定評があります。業界ごとに専任の担当者がつくため、書類から面接まで的確なサポートを受けることができます。また、求人数も多いため、キャリアの選択肢を多く持ちたいハイクラス層におすすめです。
パソナキャリアの口コミ評価
6:doda X
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:46,558(2024年3月6日現在)
求人数増減:+338(先週比↑up)
『
doda X』は年収800万円以上の求人に特化した、ハイクラス向けの転職サイトです。doda Xに登録するだけで、ヘッドハンターから連絡が届くため、現職が忙しいハイクラス層に人気があります。
求人数は大手転職サービスと比較すると少ないものの、管理職や経営層など、企業の重要なポジションとなる求人が多数掲載されており、キャリアアップを目指したいハイクラスにおすすめの転職サイトです。
転職経験の少ない人でも利用できるハイクラス転職サイト
doda Xは、スカウト経由で応募する場合はもちろん、自分で求人を検索して応募する場合においても、doda Xの担当者が企業への書類応募や面接の日程調整、企業とのやりとりを行ってくれるため、転職経験の少ない人にもおすすめです。
他社のハイクラス転職サービスの場合、スカウトでの転職は原則自分でやりとりすることになりますが、doda Xの場合は担当者が連絡を代行してくれるため、安心して転職活動ができる点もおすすめポイントの1つです。
doda Xはスカウトを受け取るだけでなく、自分で求人を検索して応募することができます。転職エージェントと面談して求人を紹介してもらうという手間が省けるため、現職が忙しいハイクラスにおすすめのスカウト型転職サイトです。
doda Xの口コミ評価
ハイクラス向け転職サイトの選び方
ハイクラス向けの転職エージェントにはさまざまな種類があり、一概に比較できないことから、自分に合ったものを絞り込むのが難しいです。
転職エージェント選びに失敗してしまうと「スキルや経験に求人が合わず転職活動が進まない」「入社後にイメージとのギャップを感じて転職を後悔してしまう」など、転職活動に失敗してしまう可能性が高くなります。
ここではハイクラス転職エージェントを選ぶ際に、見るべき4つのポイントをご紹介します。
1.スカウト型かエージェント型で決める
ハイクラス向けの転職エージェントやサイトには「スカウト型」と「エージェント型」の2つがあります。
前者は転職サイト、後者は転職エージェントと呼ばれますが、それぞれに違いがあります。それぞれの違いについては後述しますが、まずは自分にどちらが合うかで転職サービスを選ぶのがおすすめです。
転職活動に慣れてきたら両方利用することで、より効率的に転職活動を進めることができるようになります。
2.ハイクラスの求人数やサポート機能の多さで選ぶ
転職エージェントを選ぶ際に重要になるのが「求人数の多さ」です。数多くの求人を持っている転職エージェントを利用する方が、あなたにあった求人に出会える可能性が高くなります。
また、その求人を検索するためのサポート機能や求人を受け取るためのスカウトサービスなど、各転職サービスにおけるサポート機能の使いやすさで選ぶことも大切です。
「未経験OK」や「土日祝休み」「リモートワーク可」などの検索項目の有無や、スカウト機能の有無などで転職エージェントを選ぶようにしてください。
3.現年収や希望年収に合わせて選ぶ
ハイクラス向けの転職エージェントは年収別で利用できるサイトが異なってきます。
そのため年収に合わせて、どのサービスを利用するのかを選択すると、よりあなたに合った求人を見つけられる可能性が高くなります。下記に参考となる転職エージェントをご紹介しておきます。
現年収 |
おすすめ転職エージェント |
~600万円 |
ビズリーチ、パソナキャリア |
600~900万円 |
JACリクルートメント |
900~1200万円 |
dodaX、リクルートダイレクトスカウト |
1200万円~ |
リクルートダイレクトスカウト・ビズリーチ |
年収で転職エージェントを選びたい人は『年収別のおすすめ転職サイト』も合わせてご覧ください。
4.目指す業界や職種から転職エージェントを選ぶ
転職エージェントには「総合型転職エージェント」のほかに「IT業界に特化した転職エージェント」や「コンサルに特化した転職エージェント」など、特定の業界や職種に特化した転職エージェントがあります。
もしあなたが目指す業界や職種があるのであれば、こうした特化型の転職エージェントを選ぶのがおすすめです。
業界や職種に特化した転職エージェントには、そのサイトにしかない求人が数多く掲載されているため、転職における選択肢を広げることができるようになります。
ハイクラス転職サイトとエージェントの違い
ハイクラス転職エージェントとハイクラス転職サイトとの違いについて解説します。
1.ハイクラス向け非公開求人の有無
転職エージェントは、転職サイトや企業の採用HPでは公開していない「非公開求人」を持っています。
そのため、転職サイトでは探すことのできない求人に出会える可能性があります。公開されている求人だけでなく、オープンになっていない非公開の求人も保有しているため、求人数が多い点が転職エージェントを利用する最大のメリットです。
2.履歴書・職務経歴書の添削、面接対策の有無
エージェントの担当者は、あなたに合った求人を紹介してくれますが、それだけではなく、応募に必要な書類の添削やアドバイス、面接対策なども行ってくれます。
添削を受けるだけでなく、企業情報や業界情報に詳しいため、担当エージェントから企業の雰囲気や求めている人材、採用の背景など詳しい情報を入手できます。
3.企業に対する推薦の有無
転職エージェントを利用して応募すると、転職エージェントの担当者が「推薦文」をつけてくれます。
企業側の人事に対して推薦状を付けてもらうことで、書類選考の通過率は大きく上がります。同じ企業の同じ求人に転職サイトから応募して見送りになっても、転職エージェントから応募すると通過することがあるので、転職エージェントを使って応募することもおすすめです。
4.年収交渉の有無
転職エージェントは年収交渉もしてくれます。
転職エージェントは、転職者の入社が決まって初めて売上になる「成果報酬型」のビジネスで成り立っています。報酬の相場は転職者のオファー年収の30%~40%程度。年収が高ければ高いほど、彼らの売上は高くなります。
交渉力の高いエージェントを味方にすれば、自分の年収は大きく上がります。転職エージェントはできるだけ活用したほうが良いでしょう。
5.ハイクラス転職エージェントとサイトの比較表
下記の表に転職サイトと転職エージェントの違いをまとめておきます。
|
転職サイト |
転職エージェント |
求人情報 |
非公開求人は確認できないが、求人数は多い |
転職サイトにはない、“非公開求人”にも応募できる |
情報収集 |
転職サイトに掲載されている求人情報だけを頼りに情報収集をしていく必要がある |
専任の転職エージェントが企業の内部情報や面接官の特徴など転職に必要な情報を提供してくれる |
転職相談 |
なし |
専任エージェントのアドバイスを受け、市場価値やキャリアの発見ができる |
書類選考対策 |
転職サイトには職務経歴書や履歴書のサポートツールもあるが客観的なアドバイスはもらえない |
専任のエージェントから職務経歴書・履歴書のポイントや通過率をアップさせるノウハウを教えてもらえる |
面接対策 |
なし |
専任のエージェント次第で模擬面接を行ってくれ、企業別に面接対策を行える |
調整 |
なし |
専任エージェントが面接日程の調整や入社時期の調整を行ってくれる |
年収交渉 |
なし |
専任エージェントに年収交渉を依頼できる |
料金 |
無料 |
無料 |
転職サイトから応募するのも良いですが、転職エージェントも活用して、推薦文などをつけてもらったほうが、書類選考を通過する企業のレベルや年収は上がる可能性が高いです。
転職活動をする上では、転職サイトで自分で好きな求人に応募するのも良いですが、書類選考の通過率を高めるためにも、転職エージェントを併用して使うのがおすすめです。
ハイクラス転職サイトを利用するメリット
ハイクラス転職エージェントを利用するメリットについて解説します。
1.管理職や役員、外資系企業などのハイクラス求人が多い
ハイクラスの転職エージェントは、一般的な転職エージェントに比べて、高年収(年収800万円以上)の求人や管理職、エグゼクティブ求人が多く掲載されています。
日本国内の大手企業から外資系企業、ベンチャー企業など幅広い企業のハイクラス求人が多く、一般的な転職サイトには掲載されることのない求人なども多く掲載されているのが特徴です。
今より年収を上げたい、役職をつけてキャリアアップしたいと考える現年収600万以上の求職者にはハイクラス転職エージェントを使うメリットは大きいでしょう。
2.ハイクラス限定の非公開求人がある
ハイクラス向け転職サービスには、キャリアアドバイザーと面談をして求人を紹介してもらうケースと、自分の職務経歴や希望条件を登録し、企業やヘッドハンターのスカウトを待つケースがありますが、いずれもの場合も、一般には公開されない非公開求人を見ることができます。
ハイクラス求人などの高年収の求人は、一般的な転職サイトなどには掲載せず、ハイクラス転職エージェントやヘッドハンターにだけ公開されている場合が多いです。
こうした非公開求人に出会えるのも、ハイクラス転職エージェントを利用するメリットの一つです。
3.ハイクラスに特化したサポートを受けられる
ハイクラス転職エージェントを利用すると、ハイクラス専門のキャリアアドバイザーがつくようになります。
一般的な転職と違って、管理職やエグゼクティブの転職は企業や業界選び、年収交渉やポジションの交渉の難易度があがります。そのため、各業界や企業の情報をきちんと持っている、ハイクラス転職プロにアドバイスをもらいながら転職活動をするのがおすすめです。
ハイクラス転職の支援実績や転職成功実績の多いエージェントやヘッドハンターを選ぶことで、年収アップやキャリアアップを実現できる点もハイクラス転職エージェントを使うメリットになります。
ハイクラス転職サイトを利用するデメリット
ハイクラス転職エージェントのデメリットについてもご紹介します。
1.審査によっては利用できない場合がある
ハイクラス転職エージェントの中には登録時に審査があるサービスもあります。
年収、所属企業や年齢など、様々な条件をクリアした人だけ利用することができるサイトが多いため、場合によっては審査に落ちてしまい、利用できない可能性もあります。
ハイクラスの転職では、一つの転職エージェントに絞らず、複数の転職エージェントに登録しておくことをおすすめします。
2. スカウトメールが大量に届いてしまう
ハイクラス転職エージェントを利用すると、転職エージェントやヘッドハンターから大量のスカウトメールが届きます。
ハイクラスな人材は企業からの引き合いが強いため、一般的な転職と比べて転職エージェントやヘッドハンターからのスカウトメールの量は増える傾向にあります。
転職活動を開始した際に、大量のスカウトメールが届いてしまうと重要なメールを見落としてしまう可能性があります。ハイクラス転職エージェントを利用する際には、スカウトメールの受信設定をきちんとしておくことをおすすめします。
3.自分に合ったスカウトが届かないことがある
ハイクラス転職エージェントにはスカウト機能があるサイトが多くあります。
実際に使ってみたところ、年収500万円を超えたあたりからスカウトが届くようになりましたが、年収400万円ほどではスカウトはほぼ届きませんでした。
ハイクラス転職サイトは、年収500万円以上であれば役立つ可能性が高いです。口コミでも「年収500~600万円を超えないとスカウトメールが来なかった」「有料にしないと求人の検索ができなかった」という声がありました。
ハイクラス転職を成功させるポイント
おすすめのハイクラス転職エージェントについてご紹介してきましたが、ここからはハイクラス転職に失敗しないための知識をご紹介します。
1.求人条件を絞りすぎない
転職活動で大切なのは「求人情報」の選択肢を多く持つことです。
転職エージェントにはそれぞれ求人の更新日があるため、常に更新日に新着の求人をチェックしてみてください。求人は常に変わっていくので、転職する・しないに関わらず転職エージェントに登録して求人を眺めておくことをおすすめします。
また、条件を絞りすぎないことも大切です。ハイクラスの求人は数が少ないため、条件を絞りすぎてしまうと選択肢が狭くなってしまいます。譲れる条件の優先順位をつけて求人を検索するようにしてください。
2.履歴書や経歴を最新に保つ
ハイクラスの転職では、転職エージェントに登録する際には、必ずプロフィールが必要になります。
最近の転職エージェントは登録されたプロフィールをもとに求人のレコメンドやスカウトメールを送ってきてくれるので、常に履歴書や経歴書を最新の状態にしておくことをおすすめします。
登録されている情報が古いと、自分に合わない求人が送られてくる可能性が高くなるので、最新の状態にアップデートした上で転職エージェントを利用し、ハイクラス求人のミスマッチを少なくしましょう。
3.ハイクラス転職エージェントを複数利用する
ハイクラスの転職エージェントには総合型と特化型があります。総合型には幅広い求人が掲載されており、特化型には専門領域に特化した求人が掲載されています。
例えば、女性に特化した転職エージェントには、求人の検索項目に「女性が働きやすい環境」や「育休あり」「リモートOK」などの、女性が働く上で気になる条件での求人検索ができたりします。
転職活動では、総合型のように幅広い求人を扱う転職エージェントと、専門領域に特化した転職エージェントの両方を利用することをおすすめします。
4.スカウト型の転職サイトも活用する
ハイクラスの転職には、総合型の転職エージェントだけでなく、スカウト型の転職サイトも活用することをおすすめします。
ハイクラスの転職エージェントは求人を紹介してくれる一方で、同じような求人ばかりが送られてきます。そのため、スカウト型の転職サイトも合わせて利用し、自分にはない視点の求人ももらうようにしてください。
ハイクラス転職で年収アップを成功させるコツ
ハイクラス転職で年収を上げるには転職エージェントの利用がおすすめです。下記に年収アップに必要なポイントを解説します。
1.平均年収の高い業界に転職する
ハイクラス転職で年収アップを目指すには「平均年収の高い業界を選ぶ」ことが大切です。
年収は大きく「職種×業界」で決まります。もちろん、役職(役員、部長、課長、リーダーなど)や、企業ランクと企業属性(外資系、日系大手、中小、ベンチャーなど)も関わってきますが、大きな要素は「職種×業界」にあります。
つまり、転職で年収をあげるには「業界」か「職種」のどちらかの軸を「年収の高い業界」または「年収の高い職種」にずらすのがおすすめです。
年収の高い業界は、基本的に「動くお金が大きく、かつ利益率が高い」業界が該当します。例えば、商社やコンサル、金融、通信、広告業界が該当します。
各業界における平均年収は「業界別平均年収ランキング」などで検索すればすぐにわかります。もう少し踏み込むのであれば、これから伸びる業界や産業についても知っておくといいです。
例えば、1社目は小売業界、2、3社目は人材業界、4社目はIT業界、5社目は広告業界と、平均年収の高い業界へ「軸」を変えていくことで年収は大きく上がります。
こうした点も考慮して、ハイクラス転職をするのがおすすめです。
2.ベンチャー企業に管理職や役員で転職する
ハイクラス転職で高収入を実現するためには、ベンチャー企業へ管理職として転職することもおすすめです。
本来であればベンチャー企業への転職は大手より年収が下がりますが、役職を付けて転職することで年収アップできる可能性が高くなります。
ベンチャー企業の場合、会社の事業が拡大していくと同時にポストが増えるため、将来においても役職に就ける可能性が高くなります。
『ベンチャーに強いおすすめ転職サイト』を活用して、事業が伸びているベンチャー企業や若手向けのポストを募集している会社に転職することで年収アップを狙うのもハイクラスで高収入を目指す上でおすすめです。
ハイクラス転職における実際の転職成功談
ここではハイクラス転職の成功事例をご紹介します。
1.年収800万→年収1,000万の転職成功事例
Aさんは、33歳で3社経験、広告業界のマーケティング職、大手広告代理店の小会社でリーダーをしており、現年収は800万でした。これまで経験した社数は3社でいずれも広告業界でマーケティング職です。
彼は、今回の転職活動でハイクラス転職エージェントを使い、広告業界より年収の高い金融業界を受けていました。転職活動の結果、金融業界のマーケティング職で年収1,000万でオファーを獲得。平均年収の高い業界へ転職したことが年収アップの要因になりました。
2.年収900万→年収1,200万の転職成功事例
Bさんは、30歳で年収900万、IT企業勤務で4社経験していました。ハイクラス転職サービス『ビズリーチ』を利用し、何社が受ける中で、人材広告会社から部長職で内定をもらい、年収1,200万で転職に成功しました。
転職サイトを利用した場合には年収交渉は難しいですが、転職エージェントやスカウトをうまく活用することで年収を上げる転職を成功させることができます。
このあたりについては本記事の筆者がビズリーチに取材してもらった『「転職と副業のかけ算」著者のmoto氏が語る、転職活動におけるビズリーチの使い方』をご覧ください。
ハイクラス転職サイトに関するよくある質問
ハイクラスの転職で寄せられるよくある質問をまとめておきます。
Q:ハイクラスの定義は何ですか?
A:転職エージェントごとに異なりますが、年収800万円以上になるとハイクラス人材になります。
Q:おすすめのハイクラス転職エージェントはどこですか?
A:まずは求人数の多い「リクルートダイレクトスカウト」や「JACリクルートメント」がおすすめです。大手のハイクラス転職エージェントを見た後に、業界特化型や中規模なハイクラス転職エージェントを利用してみてください。
Q:ハイクラスの転職には転職サイトと転職エージェントどちらがおすすめですか?
A:どちらにもメリットとデメリットがありますが、ハイクラスの転職には転職エージェントの利用がおすすめです。ハイクラスの求人は非公開になっていることが多いため、転職エージェントを通じて紹介してもらう求人の方が、質の高い求人に出会える可能性が高くなります。
Q:ヘッドハンターと転職エージェントの違いはなんですか?
A:ヘッドハンターはこちらが転職する・しないに関わらず、求人に合う人材に声をかけてきますが、転職エージェントは自主的に転職したい人が使うサービスです。転職エージェントの中にもハイクラス求人を取り扱う会社がありますが、ヘッドハンティング会社が取り扱う求人とは大きな差があります。キャリアアップを目指して転職活動を行う場合は、ヘッドハンティング会社と転職エージェントを並行して利用するのがおすすめです。
Q:ハイクラスの転職で失敗しないためのポイントはありますか?
A:複数の転職エージェントを利用することがポイントです。ハイクラスの場合、求人が絞られるため、複数の転職エージェントを利用して様々な求人をもらう方が良いです。
Q:ハイクラス転職エージェントのスカウトが多すぎる場合はどうしたらいいですか?
A:スカウトのメール受信設定を見直すことをおすすめします。あまりにも多くのスカウトを受け取ってしまうと、本当に必要なメールを見逃してしまうため、自分に必要なスカウトを受け取れる設定にすることをおすすめします。
Q:ハイクラス転職でおすすめの業界・職種は何ですか?
A:平均年収の高い業界に転職することをおすすめします。各業界における平均年収は「業界別平均年収ランキング」などで検索すればすぐにわかります。転職サイトであるdodaやマイナビ転職などを参考にしてみてください。
ハイクラス転職サイトまとめ
おすすめのハイクラス転職エージェントをご紹介させていただきました。
ハイクラスの転職は、ポジションが常にオープンなわけではないため、日ごろから求人をこまめにチェックし、見ておくことが大切です。転職する気がなくても、転職市場を見ておくことで自分のキャリアのきっかけになることもあります。
ハイクラスにおける転職は、キャリアにおいて重要な選択となるので、自分に合った転職エージェントを使って転職しましょう。
一般的な転職に興味がある人は、合わせてこちらの転職サイトや転職エージェント記事もご参照ください。