高級ドライヤーは強力なモーターを備えているものが多く、大風量で髪を素早く乾かすことができます。これにより、スタイリングにかかる時間が短縮されるのがメリット。

また、イオン技術やセラミックコーティングなどの先進的な技術を使用しているものがあり、髪の静電気を抑えたり、髪のダメージを最小限に抑えたりすることができます。温度や風量を細かく調節でき、髪の状態やスタイリングのニーズに合わせて適切な設定をすることも。

品質のいい素材で作られており、静音性が高く、長期間使用しても壊れにくく、デザインや色も洗練されているのも高ポイント。価格が高い分、髪のプロである理美容師や頻繁にスタイリングを行う人にとって、確かな価値のあるアイテムとして選ばれています。

最近ではさまざまなメーカーから発売されている高級ドライヤー。メーカーによって、機能や特徴、サイズなどもそれぞれ異なります。たくさんある中から、自分にぴったりのアイテムを選ぶためのポイントを解説していきます。

【1】高級ならではの機能
【2】大風量＆低温だと、髪に優しく、素早く乾かせる
【3】重さは、持ちやすい500gを目安に！
【4】「ながらドライヤー」するなら静音性も確認

これらのポイントを押さえて、自分に合った製品を選びましょう。

一般的なドライヤーと比較した際、高級ドライヤーは機能面で大きな差があります。イオンや、遠赤外線機能、センシングドライ機能などをチェックしていきましょう。

ナノイオンとは、マイナスイオンの一種で、ドライヤーに搭載されたペルチェ素子の冷却効果により、空気中にある微細な水分を凝縮し、マイナスイオンを結合させた水分たっぷりのイオンのことです。

一般的なマイナスイオンと比較すると、約1000倍と粒子が微細のため、蒸発しにくく、髪の潤いを保ちやすいことが期待できます。

遠赤外線は髪の内部に熱を均一に伝えるため、通常よりも早く乾かすことができ、髪のダメージを最小限に抑えられます。

また、髪の表面を直接熱することがないので、髪を乾かしているときにも水分を保持し、より健康的な髪の状態を維持するのに役立ちます。

その他にも、髪の静電気を減らし、髪がまとまりやすくなり、広がりやすさを軽減できるなど、さまざまなメリットがあります。

髪に熱風を長時間当てると、ダメージを引き起こす可能性があります。センシングドライ機能があれば、髪とドライヤーの距離を検知し、風を適切な温度に自動調整してくれるので、髪へのダメージを抑えることが可能に。

スカルプモードとは、60度前後の比較的低い温度で髪や頭皮を乾かす機能のこと。商品によっては、特殊な形状や素材のブラシやノズルを使用して、頭皮をマッサージを同時にできるものもあり、リラックスして髪を乾かせます。

高級ドライヤーの中には、髪を乾かしケアするだけでなく、頭皮や地肌までケアできる製品もあります。

ヤーマンの製品だと、低音モードとイオンテクノロジーを組み合わせつつ、専用のリフトヘッドを使用して顔の表情筋と頭筋に働きかける「リフトケア」（※）ができます。

※機器で肌を持ち上げることを指します

高級ドライヤーの多くは強力なモーターを備えており、髪を素早く乾かすことができます。風量の目安としては、毎分1.5㎥以上がおすすめ！

また、低温に対応していれば髪への負担を最小限に抑えることができます。100度以上だとダメージが大きいので、60度程度に対応しているものを選ぶといいでしょう。

一般的なドライヤーと比較した場合、高級ドライヤーは風量がパワフルで、機能が充実していることから、重量が重い傾向があります。ただ、ドライヤーは毎日使うものだからこそ、ストレスフリーで使いたいもの。

ショートヘアで平均約5分、ロングヘアでは平均約10分持つことを想定した際、重さの目安は500g程度を選ぶようにしましょう。

速乾性のある大風量タイプの場合、どうしてもドライヤーの使用音が気になることがあります。夜中や朝方の使用で、周囲への配慮が必要な場合や、ドライヤーをかけながら動画を見るなど、ながらドライヤーをする場合は、80dB以下のものを選ぶと、音が気になりにくくなります。

それでは、各メーカーのおすすめ高級ドライヤー9選をご紹介していきます。それぞれの独自機能や、どんなポイントがあるのかを参考に、ぴったりの一台を見つけてくださいね。

圧巻の大風量と、プロも納得のヘアケア・頭皮ケアができる高性能な高級ドライヤー。

一年、365日毎日使うものだからこそ、高機能モデルを使うことで、髪を乾かす時間を短縮でき、潤い感のある美しいヘアをキープすることができます。一度使ってみると、その違いは一目瞭然です。きっと元のドライヤーには戻れないはず。ぜひお気に入りの一台を見つけてくださいね。