アマゾンジャパンが運営する「Amazonフレッシュ」は、配達時間を細かく指定できることや注文から到着までのスピードが速いことを売りにしています。

品ぞろえの豊富さの検証では、食材・日用品ともに豊富なラインナップで高評価でした。ほかのサービスでは取り扱いの少ない刺身など鮮魚の種類も豊富で、実店舗にいるような気分で買い物ができます。

また、配送スピードは注文から5時間以内と、注文後すぐに届けてくれるのも利点。さらに通常なら8つの時間帯から配達時間を選択できるほか、送料を2倍払えば1時間刻みで配達時間帯を指定できます。とくに自宅にいることが多い人にはぴったりなネットスーパーといえるでしょう。

ただし、年間費4,900円のAmazon Primeに加入しなければいけないことや、配達エリアが東京・神奈川・千葉の一部地域に限られていることがネックでした。

「イオンリテール おうちでイオン」は、全国に店舗を展開していることで、対応地域が広いのが魅力です。
配送の柔軟性の検証では、配送エリアがほかのサービスと比べて圧倒的に多く、全国規模で展開されていることが高評価につながりました。地方在住の人にとっては、まず確認すべきサービスといえるでしょう。
また、食材・日用品ともに品ぞろえが豊富で、いろいろな商品を選べます。鮮魚のみ取り扱いが少ないのがネックですが、牛肉は和牛からこだわりのオーストラリア産ブランド牛までとさまざま。日常生活には困らないといえます。

一方で配送スピードは遅く、配送に3日かかることもあり、計画的に購入しなければいけません。また、1日の配送便数は4回ほどとやや少なめなうえ、12時以降の配送に限られているので、午前中に受け取りたい人には不向きでしょう。

楽天と西友が共同で運営している「Rakuten SEIYU ネットスーパー」。西友の各店舗と物流センターから商品が配送されています。

「マルエツネットスーパー」は、WEBサービス「オンラインデリバリーイグニカ」が受け持ち、マルエツ店舗内の商品を受注・配送しています。

品ぞろえの豊富さの検証では、食材・日用品ともにおおむねそろっていました。惣菜や冷凍食品なども豊富で、簡単に食事を済ませたいときや食品をストックしておきたいときにも便利でしょう。

「ライフネットスーパー」は、関東や関西の7都府県に配送可能。2022年2月からAmazonでもサービスを展開しています。今回は従来のライフネットスーパーを使って検証しました。

品ぞろえは、食材・日用品ともにおおむね豊富で、他サービスでは取り扱いがないことも多い牛ヒレ肉や豚ヒレ肉も取りそろえていました。また、揚げ物や煮物などの惣菜も多く、手軽に1品追加したい人にもおすすめです。

「東急ストアネットスーパー」の配送可能エリアは、東京と神奈川の2都県で東急沿線上を中心に展開。プライベートブランドであるVマークの商品が購入できます。

品ぞろえは、食材・日用品ともにおおむねどのカテゴリーも豊富でした。とくに菓子パンの取り扱いが多く、サッと食べたいときや子どものおやつがほしいときにも便利といえるでしょう。

配送スピードは、注文から5時間以内と早く、ほしいと思ったらその日のうちに受け取ることができます。また、1日の配送便数は5回と平均的ですが、午前11時から配送に対応しているため、午前中に受け取りたい人は選択肢に入れてほしいサービスです。

「ダイエーネットスーパー」は、関東や関西を中心に展開しているイオングループのネットスーパー。自宅以外でも店舗のロッカーや指定の駐車場内で受け取れます。

品ぞろえの豊富さの検証は、食材・日用品ともにおおむねどのカテゴリーも豊富で高評価でした。揚げ物・煮物・弁当類などの惣菜も多く、料理が苦手な人でも使いやすいサービスといえるでしょう。

一方で配送スピードは注文から1日以降の到着と遅め。また、1日の配送便は4回ほどで平均的であり、自宅以外でも受け取れることを除けば、特別目立った便利さはありませんでした。