総務省統計局「家計調査※」を見ると、2021年度の電気代平均は月額8,606円、2022年度は10,559円と、たった1年で月2,000円近くも負担が増えています。
エネルギー価格以外の物価も高くなっており、電気代を少しでも安くしたいと悩んでいる人も多いのではないでしょうか
そこで本記事では電気代を節約したい人に向けて、料金・世帯・地域別などの条件から比較した、おすすめの新電力会社を紹介します。
電気料金が安くなる仕組みや、新電力会社の選び方なども解説!
CDエナジーダイレクト
一緒にガスも申し込むと、電気とガスの基本料金がそれぞれ0.5%割引になります。
料金プラン
上表は、CDエナジーダイレクトの基本的なプラン「ベーシックプラン」と、東京電力の「従量電灯B」を比較したものです。
CDエナジーダイレクト
(ベーシックプラン)東京電力
(従量電灯B)
基本料金(税込)
40A
1,070.64円
1,180.96円
従量料金(税込)
1kWhあたり〜120kWh
19.78円
30.00円
120超〜300kWh
25.47円
36.60円
300kWh超~
26.38円
40.69円
基本料金と従量料金ともに、CDエナジーダイレクトのほうが安いことがわかります。
メリット・デメリット
メリット
デメリット
基本情報
基本料金(税込)※ベーシックでんきBの場合
10A:267.66円
15A:401.49円
20A:535.32円
30A:802.98円
40A:1,070.64円
50A:1,338.30円
60A:1,605.96円
電力量料金※ベーシックでんきBの場合
(1kWhにつき・税込)
※燃料費調整額は除いた単価です
プラン
対応エリア
東京・神奈川・埼玉・千葉・栃木・群馬・茨城・山梨・静岡県の富士川以東※3
違約金
なし※4
運営会社
株式会社CDエナジーダイレクト
ONEでんき
料金プランは「スタンダードプラン」のみのため、プラン選びに迷う時間を省けるのもメリットといえるでしょう。
料金プラン
上表は、ONEでんきの東京電力エリアの料金と、東京電力の「従量電灯B」を比較したものです。
ONEでんき
(スタンダードプラン)東京電力
(従量電灯B)
基本料金(税込)
40A
0円
1,180.96円
従量料金(税込)
1kWhあたり〜120kWh
28.80円
※東京電力エリアの場合30.00円
120超〜300kWh
36.60円
300kWh超~
40.69円
メリット・デメリット
メリット
デメリット
基本情報
基本料金(税込)
0円
電力量料金(税込・1kWhにつき)
※東京エリアの場合28.80円
プラン
スタンダードプラン
対応エリア
北海道電力・東京電力・関西電力・中部電力・東北電力・北陸電力・中国電力・四国電力・九州電力
※沖縄及び離島は対応エリア外
違約金
なし
運営会社
株式会社グランデータ
東京ガス(TOKYO GAS)
料金プラン
上表は、東京ガス(でんき)の基本プランの料金と、東京電力の「従量電灯B」を比較したものです。基本料金・従量料金ともに、東京ガス(でんき)のほうが東京電力より安くなっています。
東京ガス(でんき)
(基本プラン)東京電力
(従量電灯B)
基本料金(税込)
40A
1,180.96円
1,180.96円
従量料金(税込)
1kWhあたり〜120kWh
29.90円
30.00円
120超〜300kWh
35.41円
36.60円
300kWh超~
37.48円
40.69円
東京ガス(でんき)に乗り換えるだけで、節約効果が見込めます。
メリット・デメリット
メリット
デメリット
基本情報
基本料金(税込)※基本プランの場合
10A:295.24円
15A:442.86円
20A:590.48円
30A:885.72円
40A:1,180.96円
50A:1,476.20円
60A:1,771.44円
電力量料金 ※基本プランの場合
(1kWhにつき・税込)
プラン
など
対応エリア
東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県・山梨県・静岡県(富士川以東)
違約金
なし
運営会社
東京ガス株式会社
Looopでんき
家庭向け料金プラン「スマートタイムONE(電灯)」は、基本料金・燃料費調整額が0円となっており、従量料金は30分ごとに変動します。
料金プラン
上表は、Looopでんきの「スマートタイムONE(電灯)」の料金と、東京電力の「従量電灯B」を比較したものです。Looopでんきの「スマートタイムONE(電灯)」では、従量料金が30分ごとに変動します。
Looopでんき
(スマートタイムONE(電灯))東京電力
(従量電灯B)
基本料金(税込)
40A
0円
1,180.96円
従量料金(税込)
1kWhあたり〜120kWh
30分ごとに変動
30.00円
120超〜300kWh
36.60円
300kWh超~
40.69円
メリット・デメリット
メリット
デメリット
基本情報
基本料金(税込)※ スマートタイムONE(電灯)の場合
0円
電力量料金(税込・1kWhにつき)
30分ごとに変動
プラン
対応エリア
北海道電力・東北電力・関東電力・中部電力・北陸電力・関西電力・中国電力・四国電力・九州電力・沖縄電力
※離島を除く
違約金
なし
運営会社
株式会社Looop
HTBエナジー
料金プラン
上表は、HTBエナジーのベーシックプラン(東京電力エリア)の料金と、東京電力の「従量電灯B」を比較したものです。
HTBエナジー
(ベーシックプラン)東京電力
(従量電灯B)
基本料金(税込)
40A
550円
1,180.96円
従量料金(税込)
1kWhあたり〜120kWh
28.60円
※東京電力エリアの場合30.00円
120超〜300kWh
36.60円
300kWh超~
40.69円
HTBエナジーの基本料金・従量料金は一律となっており、使用量に関わらず東京電力よりも安く利用できます。
ベーシックプランならスマホ故障に対する補償がついているので、万が一の困りごとに役立つでしょう。
メリット・デメリット
メリット
デメリット
基本情報
基本料金(税込)
※東京エリア・ベーシックプランの場合550円
電力量料金(税込・1kWhにつき)
※東京エリア・ベーシックプランの場合28.60円
プラン
対応エリア
北海道電力・東北電力・東京電力・中部電力・北陸電力・関西電力・中国電力・四国電力・九州電力 管内
※ 沖縄・一部離島を除く
違約金(税込)
2,200円
※ お客さま都合による1年未満の解約の場合
運営会社
HTBエナジー株式会社
CDエナジーダイレクトのおすすめポイント
電気料金に応じてポイント還元されるだけでなく、家族ポイント割が適用されればを受け取れるので、活用すればよりお得に電気を使用できるでしょう。
なお、切り替え時の工事は不要※2、切り替えに伴う費用もかかりません。契約中の電気・ガスの解約手続きはCDエナジーダイレクトにお任せできるので、乗り換え手続きもスムーズです。スマホから簡単に申し込みが可能で、新規なら最短2営業日、乗り換えなら約1ヶ月で利用開始できますよ!
40Aで月300kWhの電気を使用した場合、基本料金+従量料金の合計額は、東京電力は11,368.96円であるのに対し、CDエナジーダイレクトは8,028.84円となり、差額は3,340.12円です。
使用量やCDエナジーダイレクトに乗り換えるだけで、1ヶ月で3,300円以上も節約できる計算となります。さらにポイント還元やガスとのセット割を利用すれば、よりお得に利用できるでしょう。CDエナジーダイレクトには、ベーシックプランを含め全8種類のプランがありますよ!
CDエナジーダイレクトのプラン
ONEでんきのおすすめポイント
従量料金が、電気使用量によって変わらない料金システムも特徴のひとつ。特に300kWh以上使用する家庭は、ONEでんきへの乗り換えで節約効果を実感しやすいでしょう。
なお、契約時の初期費用や解約時の手数料・違約金は無料で、工事の立ち会いも不要です。Webから簡単に申し込めるので、日中は忙しく時間が取れないという人も、気軽に手続きできますよ。「基本料金は払いたくない」「わかりやすい電力会社を利用したい」という人に、非常におすすめの新電力会社です!
月300kWhの電気を使用した場合、基本料金+従量料金の合計額は、東京電力は11,368.96円であるのに対し、ONEでんきは8,640円となり、差額は2,728.96円です。
ONEでんきは基本料金が0円、従量料金は一律28.80円(税込)と、シンプルな料金形態が魅力のひとつ。さらに東京電力エリアでは、従量料金も東京電力より安く抑えられます。料金形態がわかりやすいので、電気の使いすぎや節電効果も把握しやすいですよ!
東京ガス(でんき)のおすすめポイント
無料の会員サービス「myTOKYOGAS」を利用すれば、電気・ガスの使用状況をスマホで簡単にチェック可能です。節電のために電気の使いすぎを把握したい人にも、おすすめできます。
新規申込なら、基本料金1ヶ月無料の特典を受け取れる点も大きなメリット。手続きも非常にシンプルで、切り替え工事や初期費用は基本的にかかりません。東京ガス(でんき)は、新電力販売量(低圧電力)No.1の実績あり!新電力に切り替えるのは不安という人も、申し込みやすいでしょう。
ガスとセットで契約すれば、よりお得に電気を使えますよ!
Looopでんきのおすすめポイント
変動する従量料金はスマホアプリで簡単に確認できるので、安い時間帯にまとめて電気を使用すれば、電気代を節約できるでしょう。
電力需要実績は、独立系新電力各社で第一位です。いつ解約しても解約金・違約金が無料のため「新電力会社に切り替えて、本当に大丈夫?」と不安を感じている人も、気軽に試せます。東京エリアなら、ガス代がお得になる「Looopでんき+ガス」も利用可能!電気料金単価が1円割引になりますよ。
料金単価が安い平日の日中にまとめて電気を使用するように工夫すれば、電気代の節約が可能です。
変動する料金単価は、スマホアプリで確認できるので、ゲーム感覚で電気代を安く抑えられるでしょう。さらに東京エリアなら、ガスとのセット割「Looopでんき+ガス」がお得です。電気の料金単価が、1円割引になりますよ!
HTBエナジーのおすすめポイント
毎日2時間、従量料金が無料になる「ママトクプラン」もあり、指定の時間に多く電気を使う家庭なら電気代を節約できるでしょう。
東京・中部・関西エリアなら、ガスとセット契約が可能です。セット割で毎月102円安くなり、ガス料金も地域のガス会社よりも割引価格で利用できます。支払い方法は、クレジットカード・口座振替・コンビニ払いから選択可能!クレジットカードを持っていない人も、契約できますよ。
40Aで月300kWhの電気を使用した場合、基本料金+従量料金の合計額は、東京電力は11,368.96円であるのに対し、HTBエナジーは9,130円となり、差額は2,238.96円です。
さらに、HTBエナジーのベーシックプラン・ぜんぶでんきには、生活トラブルのかけつけサービスが無料付帯しています。ベーシックプラン以外にも、電気の使用状況に合わせてお得な料金プラン選べますよ!
HTBエナジーのプラン