サーキュレーターと扇風機の違い
サーキュレーターと扇風機は、同じものと思っている方も多いのではないでしょうか。形も似ており電気代は同じですが、使える用途が違うんです。ここからは、サーキュレーターと扇風機それぞれの特徴を説明します。
まずサーキュレーターとは、空気を循環させるもの。空気が直進的に流れる造りになっています。例えば天井に向けると、空気を攪拌(かくはん)してくれ天井と床の温度差がなくなっていきます。
一方の扇風機は、羽の回転により涼を得るもの。風が起こることにより汗が乾燥し、人は涼しいと感じるのです。
サーキュレーターの選び方
サーキュレーターは、値段によって使える機能も様々。お部屋の広さや使える範囲など、サーキュレーターの特徴と、おすすめの選び方について詳しく説明していきます。
- モーター
- 適応畳数
- 首振り機能
- お手入れのしやすさ
- モード数
- 便利機能
1.モーター|DCモーターがおすすめ
サーキュレーターを初めて購入される方は、ACモーター。もっとパワフルな風が欲しい方には、DCモーターのものがおすすめです。ここからは、DCモーターとACモーターの違いや、おすすめのポイントについて紹介します。
Ⅰ.DCモーター
DCモーターとは、Dairect Current(ダイレクトカレント)の略。電流の流れとしては、直流電源を使用しています。
静音性が高い点がおすすめしたいポイントです。常に使う電化製品は、やはり静かに使用したいものですね。赤ちゃんが居るご家庭などは、特に静穏性が高い方が好まれます。
二番目のポイントとなるのが、電気代の安さ。DCモーターはACモーターに比べ消費電力が低く、電気代が安いのが特徴です。1時間あたりの電気代は、DCモーターが0.7円~0.8円となっています。
Ⅱ.ACモーター
ACモーターは、Alternating Current(オルタネートカレント)の略。電流の流れとしては、交流電源を使用しています。交流電源とは、電気の流れが常にプラスマイナスで入れ変わることが特徴。
ACモーターの製品がおすすめのポイントですが、本体価格が安いと言うこと。ただし電気代はDCモーターよりも高額となり、1時間当たりの消費電力は0.9円~1.0円となっています。
2.適応畳数で選ぼう
サーキュレーターを選ぶ上で、重要となってくるのが適応畳数。エアコンなどと同様に、サーキュレーターも適応畳数によって製品が販売されています。
最近では6畳用や8畳用をはじめ、24畳用と大きなものも人気。実際のお部屋の広さよりも、少し大きなものを選ぶと良いでしょう。
3.首振り機能が便利
扇風機と同様、サーキュレーターにも一方向だけに固定されたものと首振り機能が付いたものがあります。固定されたものよりも、首振り機能が搭載された商品の方がおすすめです。
真上・斜め・正面など、360度の首振が付いていれば、自由自在に風を操ることができ大変便利。リモコン操作で自動首振りが付いたものもあるので、こちらも視野に入れてみましょう。
4.お手入れのしやすさ|カバーや羽が取り外し可能なもの
性能の良いサーキュレーターを手に入れても、やはり気になるのはお手入れのしやすさではないでしょうか。最近では、カバーや羽が取り外し可能なものが多く販売されています。手軽に取り外しできると、お手入れがしやすいものですよね。
梅雨の季節など、頻繁にサーキュレータを使用する際はお手入れが重要になってきます。お手入れのしやすい商品も、商品選びの視野に入れてみると良いでしょう。
5.モード数は重要
サーキュレーター購入の際、つい見落としがちな点がモード数です。風量モードなどをはじめ静穏機能など、サーキュレーターには様々なモードが搭載されています。
やはりモード数が多いものは、使い方の幅が広がるので便利。もちろん使い方によっては必要のないモードもあるため、ご自分にあったモードが搭載されているサーキュレーターを選ぶと良いでしょう。
6.便利機能付きを選ぼう
完璧なサーキュレーターを手に入れたい場合は、便利機能にもこだわってみましょう。例えば洗濯物の部屋干しに便利なのが、衣類乾燥モード。
就寝時などに使用すると便利なものが、静穏モードやおやすみモード。扇風機モードを搭載したものは、サーキュレーターと扇風機のどちらにしようか迷っている方におすすめです。
サーキュレーター人気おすすめランキング14選
ここからは、お待ちかねのサーキュレーター人気商品をランキング形式で紹介します。機能性・価格の面で人気が高いものを厳選。サーキュレータ選びの参考にされてみてください。
1位 アイリスオーヤマ「サーキュレーター アイ 静音 上下左右首振り 18畳」
1位は、アイリスオーヤマの「アイリスサーキュレーターアイ18畳」。18畳に対応した、リモコン付きのサーキュレーターです。扇風機と同様、アイリスの商品はサーキュレータでも人気が高いブランドとなっていますね。
風量がパワフルなことが特徴ですが、静穏機能があるためなんと図書館よりも静かな性能。左右と上下の首振り機能が搭載されているので、部屋干しの時にオススメです。
こちらはACモーターのため、消費電力が若干お高め。しかしながら本体価格がお安くなっているので、初めての購入に最適です。
2位 アイリスオーヤマ「サーキュレーター アイ 24畳」
「アイリスオーヤマのサーキュレーターアイ24畳」は、リモコン付きの24畳対応モデル。こちらは人気のDCモーターで、風量がパワフルなのに消費電力がお安いのが特徴です。
左右・上下の首振りモードに加え、衣類乾燥モードも搭載。広いお部屋の部屋干しにも、安心して使用できます。DCモーター初心者にも、おすすめの一品です。
3位 アイリスオーヤマ「サーキュレーターアイ DC JET」
最近人気急上昇となっているのが、「アイリスオーヤマ サーキュレーター アイ DC JET」。DCモーター搭載の商品で、消費電力も低く電気代がお安く済みます。
小さ目のボディは持ち運びがしやすく、1.3kgと軽量スタイル。10段階の風量が選べ、パワフルなジェット気流が体感できますよ。小さ目のボディは持ち運びがしやすく、1.3kgと軽量スタイル。
直進ジェットの風が、お部屋の空気を均一に保ってくれます。とくに、冷房や暖房との併用がおすすめです。
4位 SPOINT「デジタル表示サーキュレーター」
SPOINT の「デジタル表示サーキュレーター」。DCモーターのサーキュレーターながら、価格もお手頃。天井にまっすぐと向けて使えるので、お部屋の空気をくまなく循環できます。
温度や各モードがデジタル表示になっているため、見やすく快適。しっかりとした四角いボディは、倒れにくくお子様が居るご家庭でも安心です。エコモードが搭載されており、消費電力をより抑えることができますよ。
5位 アイリスオーヤマ「サーキュレーター 8畳」
アイリスオーヤマ の「サーキュレーター 8畳」は、6畳から8畳のお部屋にぴったりな商品です。リモコン付きで操作もラクラク。左右・上下の首振りモードが、お部屋の空気を快適に循環してくれます。
ACモーターのため、消費電力は若干高め。お値段も手ごろで手に入るので、まずはお試しに購入してみたい方向けの商品と言えるでしょう。
6位 モダンデコ「360度 首振り サーキュレーター」
お値段重視と言う方におすすめなのが、モダンデコの「360度 首振り サーキュレーター」。リモコン付きで3000円台と、サーキュレーターでは中々リーズナブルなお値段です。
色は白と黒の2カラーで、お部屋のインテリアの邪魔をしません。子供部屋や、一人暮らしの方にもおすすめです。お安いながらも、360度の首振りやおやすみタイマーなどの機能も搭載しています。
7位 アイリスオーヤマ「サーキュレーター 8畳 首振り マカロン型」
アイリスオーヤマの「サーキュレーター 8畳 首振り マカロン型」は、かわいらしいデザインが人気。リモコンや首振り機能はないものの、お値段は3000円以下と破格です。
天井にまっすぐと向けられるので、エアコンとの併用に最適。また、浴室の乾燥に利用するのもおすすめです。低価格なところがおすすめのポイント。各子供部屋に置いても良さそうです。
8位 山善「サーキュレーター」
山善「サーキュレーター」は、他にはないデザインが特徴的。コンパクトなボディが場所をとりません。風量は3段階調節になっており、左右・上下の首振り機能を搭載。10畳までのお部屋で使用することができます。
3000円以下と低価格ながら、機能性のバランスが良いことで人気。本体前面が取り外せるので、お手入れも簡単です。
9位 アイリスオーヤマ「サーキュレーター アイ mini 8畳」
あまり場所をとりたくないと言う方には、アイリスオーヤマ「サーキュレーター アイ mini 8畳」がおすすめです。ペットボトルとほとんど同じ高さの、コンパクトサイズ。
小さいながらもパワフル送風で、およそ16mの風を届けてくれます。夏は冷房を部屋全体に。冬は暖房を足元まで届けてくれますよ。
10位 アイリスオーヤマ「サーキュレーター アイ18畳」
アイリスオーヤマ「サーキュレーター アイ18畳」の、ホワイトタイプ。真っ白な見た目が涼し気な印象です。お値段はお手頃ながら、リモコン付き。図書館並みの静けさを誇る、静穏モードを搭載しています。
従来の8畳モデルと同じ大きなですが、14畳から18畳のお部屋に対応。パワフルな風が、お部屋の空気を快適に循環してくれますよ。
11位 MYCARBON 「サーキュレーター 20畳」
爽やかなミントグリーンのデザインが目を引く、MYCARBON の「サーキュレーター 20畳」。DCモーター・リモコン付きとしては、まずまずのお値段です。
首振り機能は上下・左右で、リモコンで操作できる点がポイントも高いですね。風量調節は8段階あり、好みに合わせて細かな設定ができます。
他のサーキュレーターに比べると、やや風は弱めと言う口コミも。天井に向けて使えるので、暖房や冷房との併用に適した商品です。
12位 iimono117「サーキュレーター」
iimono117「サーキュレーター」は、小さくてもドシっとしたボディーで安定感が抜群。リモコンと360度の首振り機能付きの商品としては、お手頃なお値段です。
風力切り替えは3段階と少な目ですが、ハイパワーな風力が特徴の商品です。10時間でオートオフしてくれるので、お出かけの際も安心。
モードは連続・リズム・おやすみモードの3種類で、就寝時は静穏で快適に使えます。
13位 アイリスオーヤマ「サーキュレーター扇風機」
扇風機とサーキュレーターのどちらも欲しいと言う方には、アイリスオーヤマ「サーキュレーター扇風機」がおすすめ。見た目はほぼ扇風機ですが、25mのパワフル送風が体感できる優れものです。
サーキュレーターの中でも、最大と言える30畳対応。3Dランダム送風が、上下左右とくまなく空気を循環してくれます。
一般的な扇風機と同様に、伸縮できる設計。2台購入するよりも、お得に使えそうな一品です。
14位 iimono117「サーキュレーター DCモーター」
DCモーターの商品としてはお手軽に購入できる、iimono117の「サーキュレーター DCモーター」。1日あたりの電気代が0.4円とお安く、省エネが期待できます。
360度の首振り機能で、下に溜まった空気を素早く循環。タッチパネルと本体収納式のリモコンで、快適に使用できます。本体から取り外せるパーツは、水洗いが可能。日ごろのお手入れもラクラクです。
サーキュレーターの効果的な使い方
お部屋の喚起や部屋干しなど、サーキュレータの効果的な使い方を紹介します。
夏にサーキュレーターを使う方法
夏の場合のサーキュレーターの使い方を説明していきます。具体的なサーキュレーターの使い方としては、エアコンの前に置き作動させましょう。そうすることで、エアコンの風をサーキュレーターがお部屋全体に循環させてくれます。
夏は冷房と共に使うことが多くなるでしょう。冷房をつけても、冷たい空気は下に溜まりやすく下の方ばかりが涼しくなってしまいます。下に溜まった空気を、上へ送り循環させることが重要となってきます。
冬にサーキュレーターを使う方法
冬にサーキュレーターを使うと、寒くなるイメージがあるのではないでしょうか。しかしエアコンの上部に向けて使用すると、お部屋全体の空気を攪拌させてくれます。
冷たい空気と反対に、暖かい空気は上へ溜まりやすい傾向。暖房をつけても、足元だけがなぜが寒いと言う経験があるのではないでしょうか。そんな時はサーキュレーターで暖かい空気を足元にも循環させましょう。
換気する時のサーキュレーターの使い方
サーキュレーターの、代表的な使い方のひとつでもある喚起。喚起する場合の使用法ですが、サーキュレーターの前面を開いた窓に向けて使用します。
なるべく窓から近い場所に設置した方が良いのですが、パワフル送風の物なら多少は離れていても大丈夫。少し上に向けておくのがポイントです。
部屋干しの際のサーキュレーターの使い方
サーキュレーターを購入された方は、洗濯物の部屋干しが目的の方も多いのではないでしょうか。部屋干しでの使用方法ですが、なるべく洗濯物のそばに置き上を向けて使いましょう。
首振りモードが付いているものでしたら、そのまま首振りで使用するのもおすすめ。その際、洗濯物に直接風が当たるように使うことがポイントです。
窓を少し開けておくか、換気扇がある場合は回しながら併用してください。湿気の多い時期でも快適にお洗濯ができますよ。
加湿器・空気清浄機と一緒に使う場合
加湿器や空気清浄機といっしょに、サーキュレーターを使う場合の方法をご紹介します。空気清浄機といっしょに使用する場合は、サーキュレーターを空気清浄機に向けて使いましょう。サーキュレーターの力を加えると、お部屋の空気をより吸い込みやすくなります。
加湿器と併用する場合は、加湿器のすぐそばに置きましょう。加湿された空気が、サーキュレーターによりお部屋全体に広がって行きます。
サーキュレーターを利用して、部屋の空気を循環させよう
今回は、おすすめのサーキュレーターをランキング形式で紹介しました。サーキュレーターは、消費電力が少なめのものをはじめ、パワフルな送風のものまで多種多様。商品それぞれの特徴を見て、ご自分にあったサーキュレーター選んでくださいね。