広告ページ

【2023年】吸水ショーツのおすすめランキング。グンゼ、ユニクロなどを比較

生理の憂うつな期間を快適に過ごす商品として注目される吸水型サニタリーショーツ。さまざまなメーカーのものがあって、薄手でオシャレな製品も多いです。そこグンゼやユニクロなど人気の吸水ショーツ6製品を比較。使いやすいものはどれか、口コミではわからないおすすめを探しました!



吸水ショーツとは?

女性特有の体の悩みをサポートするフェムテックアイテムのひとつとして、注目度が高まっている「吸水型サニタリーショーツ(吸水ショーツ)」。

吸水ショーツは、吸水性や防水性のある布を何層も重ねてショーツ自体に吸収力(吸水力)を持たせた製品のこと。

生理用品(ナプキン、タンポン、月経カップ等)のバックアップとして使用するもので、ゆううつな期間を少しでも快適に過ごせる製品として、最近さまざまなメーカーから発売されています。

下着メーカーだけでなく、ユニクロやGUといったファッションブランドからも販売されていて、サニタリー以外の普段使いもしやすいおしゃれなデザインのものも増えています。

【2023年】ヒップアップショーツのおすすめ12選。人気製品を徹底比較

吸水ショーツの選び方は?

さまざまなメーカーから登場している吸水サニタリーショーツ。自分に合ったものを選ぶには、どんな点に注意して選べばいいのでしょうか。

選び方のポイントと今回の検証項目をあわせてご紹介します。

吸収力(吸水力)をチェック

メーカーによってうたう最大吸水量はさまざまです。使うシーンによって選ぶ目安にしましょう。

テスト方法

青く着色したテスト液を一定量吸収体部分に投入。このとき横モレの有無も確認。その後、ろ紙をのせて重りを置いて一定時間待ち、ろ紙の重量から液戻り量を算出しました。

はき心地がいいものを選ぶ

吸水型サニタリーショーツには、ボクサータイプやノーマルタイプ、お腹まですっぽり覆うタイプなどさまざまなデザインのものがあります。

水分を含んだ状態でも肌触りやはき心地が気にならないものが理想的。普段はき慣れているショーツと同じ形状のものや違和感のない形やサイズ、フィット感を重視して選びましょう。

テスト方法

下着のプロが製品に水を10ml含ませた状態で試着して、肌あたり、肌ざわり、フィット感などはき心地を評価しました。

濡れ感が少ないものを選ぶ

速乾性があって、濡れ感が気にならないものならうれしいです。

テスト方法

吸収体に水10mlを含ませ、一定時間置いてから製品を試着。濡れ感がどれくらい気になるかを体感で評価しました。

実際に全製品を試して評価しました。

吸水ショーツの選び方のポイントがわかったところで、本題の比較検証の詳細について解説します。

吸水ショーツのおすすめは?

今回は、実店舗のほか、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのネット通販で購入できる、人気の吸水型サニタリーショーツ6製品をピックアップ。

「吸収力」「はき心地」「濡れ感」の3項目を比較検証し、採点しました。

結果は、評価の高かった製品からおすすめ順に発表します。

※吸収目安量はメーカー基準を記載しています。

プロと一緒に実際に使ってみた、吸水ショーツのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。


正しいサイズの測り方は?


サニタリーショーツを購入するなら、ジャストサイズのものを選びましょう。自分に合ったサイズを知るためには、ヒップとウエストのサイズを正しく測ることが大切。

計測は、横から見てヒップの1番高いところと、ウエストの1番細いところをメジャーで測りましょう。このときメジャーは床と平行にするのがポイントです。
小さすぎるものは窮屈に感じ、股が擦れる原因に。一方、大きすぎるとナプキンが股から浮き、違和感を覚えてしまいます。

生理期間を快適に過ごすためにも、自分のサイズに合ったものを選んでくださいね。

1位: ベア「エアライト ショーツ M」


ベアエアライト ショーツ M

実勢価格: ¥4,950検証時価格: ¥4,950

吸水ショーツおすすめ検証A評価でベストバイとなったのは、ベア(Be-A)「エアライト ショーツ M」

60mlの優れた吸収力に加え、表面メッシュは速乾素材で時間が経つほど濡れ感がなくなります。クロッチ幅が10cmもあるので横漏れしにくいつくりです。

ハイウエストで安心感のあるはき心地も高評価でした。
おすすめポイント
  1. 吸水面の速乾性が優秀
  2. 幅広吸収体で横モレなし
  3. 安心感のあるはき心地
表示吸水目安量
60ml
素材
ポリエステル、ナイロン、綿(本体)
型番
BAL01

テスト1:吸収力

今回、メーカーが表示している吸水目安量が一番多い製品だけあり、吸収スピードが早く、液戻り量も少なめです。

幅広吸収体で横モレなし

クロッチ幅が10cmもあるので、横モレしにくいです。

ハイウエストで安心感のあるはき心地です。

2位: ユニクロ「エアリズム 吸水サニタリーショーツ M」


ユニクロエアリズム 吸水サニタリーショーツ M

検証時価格: ¥1,990


吸水ショーツおすすめ検証B評価だったのは、ユニクロ「エアリズム 吸水サニタリーショーツ M」

低価格なのに実力はまずまず。濡れ感がけっこう続くのが難点ですが、シンプルながら横モレ防止の構造はgood。XS〜XLの幅広いサイズ展開も魅力です。
おすすめポイント
  1. 低価格でお試し用にぴったり
  2. シンプルだけど機能性はまずまず
  3. 横モレ防止の構造はいい
がっかりポイント
  1. 濡れ感がけっこう続く
表示吸水目安量
30〜40ml
素材
ナイロン71%、ポリウレタン29%(本体)、ポリエステル57%、複合繊維(ポリエステル)34%、ポリウレタン9%(クロッチ 表側)、 ナイロン71%、ポリウレタン29%(クロッチ 裏側)

テスト1:吸収力

濡れなかったろ紙が数枚残りました。吸収スピードはゆっくりだけど、液だまりができても横モレしない構造で優秀です。

シンプルだけど機能性はまずまず

シームレスなデザインのパイピングが横モレをガードします。

2位: Tuchè「cherish moon 吸水型サニタリーショーツ M」


グンゼTuchè cherish moon 吸水型サニタリーショーツ M

実勢価格: ¥1,848検証時価格: ¥2,640

同じく吸水ショーツおすすめ検証B評価だったのは、グンゼ「Tuchè(トゥシェ)cherish moon(チェリッシュムーン)吸水型サニタリーショーツ M」

普通のショーツに近く、はき心地のよさは満点! そけい部への締め付けもなく快適です。
おすすめポイント
  1. はき心地が最高
  2. 総レースで女性らしいデザイン
がっかりポイント
  1. 液戻りの量が多い
表示吸水目安量
25ml
素材
ナイロン60%、ポリウレタン25%、ポリエステル15%(本体)、ポリエステル100%(裏マチ部)、ナイロン90%、ポリウレタン10%(テープ部)

テスト1:吸収力

ろ紙がけっこう濡れました。吸収スピードはかなりの速さ。液戻り量はムーンパンツとほぼ同量であと一歩でした。

表面メッシュの三層構造

総レースで女性らしいデザインもいいです。

3位: リジュー「ベーシックショーツ M」


リジューベーシックショーツ M

検証時価格: ¥3,960

吸水ショーツおすすめ検証同じくB評価だったのは、リジュー(re:juu)「ベーシックショーツ M」

液戻り量の少なさは一番! 吸収体の幅が狭くて心配なのと、生地に厚みがあるのではき心地は少しオムツ感があります。

水着っぽい見た目なのも気になりました。
おすすめポイント
  1. 液戻りの量が少ない
がっかりポイント
  1. 生地が厚めではき心地が悪い
  2. 吸収体の幅が狭い
表示吸水目安量
30〜40ml
素材
ナイロン87%、ポリウレタン13%(本体)、ポリエステル100%(マチ部分)

テスト1:吸収力

ろ紙の乾いている面積が大きくて、液戻り量は少なめで優秀。吸収するときに液体が弾かれて横にモレたのが惜しいです。

吸収体の幅が狭くて不安

クロッチの幅が狭くて横モレしてしまいます。

5位: オルタナチュラル「OLTER SHORTS レギュラータイプ M」


オルタナチュラルOLTER SHORTS レギュラータイプ M

検証時価格: ¥4,290


吸水ショーツおすすめ検証同じくB評価だったのは、オルタナチュラル「OLTER SHORTS レギュラータイプ M」

はき心地は悪くないですが、パイピングが浅くて横モレしやすいのが残念。抗菌加工で防臭効果がある点、薄手の生地でボトムに響かない点はいいです。
おすすめポイント
  1. 違和感のないはき心地
  2. 薄手でボトムに響かない
がっかりポイント
  1. 横モレしやすい
  2. 吸収体の幅が狭い
表示吸水目安量
最大40ml
素材
ポリエステル、ポリウレタン
型番
C34900-3598-20020

テスト1:吸収力

液戻り量はベストバイのベアとほぼ同量でしたが、横漏れをしてしまったため評価が下がりました。

吸収体の幅が狭くて横モレする

何度か試しましたが高確率で横モレし、テスト液がフチまで染みてしまいました。

6位: ムーンパンツ「デイタイム ブラックレース M」


ムーンパンツデイタイム ブラックレース M

実勢価格: ¥4,666検証時価格: ¥5,280


吸水ショーツおすすめ検証でC評価だったのは、ムーンパンツ「デイタイム ブラックレース M」

今回のテストでは吸収スピードがとてもゆっくりで液戻りも多めでした。デザインやカラーはおしゃれでした。
おすすめポイント
  1. レースがおしゃれ
がっかりポイント
  1. 薄くて吸収量が少ない
  2. 液戻りが多い
  3. 横モレする
表示吸水目安量
10〜15ml
素材
ナイロン80%、ポリウレタン20%(本体)、ナイロン82%、ポリウレタン18%(クロッチ)、ポリエステル100%(吸収層)、ナイロン100%(ポリウレタンラミネート加工)(防水層)、ナイロン88%、ポリウレタン12%(レース部分)
型番
4582318304965

テスト1:吸収力

10枚くらいまでろ紙全面が濡れました。吸収スピードがゆっくりで液だまりができ横モレし、ろ紙を置くとみるみる染まりました。

普通の下着のような薄さ

普通のショーツと同じくらい生地が薄いのが気になります。

履き心地


1日中使用するサニタリーショーツは、とくに履き心地が気になりますよね。

そこで今回は、モニター5名に各商品を着用してもらい、ナプキンが浮いてこないか・着脱はしやすいか・腰まわりのフィット感はよいか・股の擦れは気にならないか・食い込まないかの5項目で評価しました。

ナプキンの着脱のしやすさ


サニタリーショーツを使用する際に、意外と気になるナプキンの着脱のしやすさ。ナプキンの羽が折りたたみにくかったり、貼り付かなかったりするとストレスを感じますよね。

今回の検証では、モニター5名に実際に羽付きのナプキンをサニタリーショーツに装着してもらい、着脱のしやすさを評価しました。

通気性


生理中の股の蒸れは、ニオイやかぶれの原因になります。そのため、できるだけ通気性のよいものを選ぶとよいでしょう。

今回の検証では、密閉した容器の入り口にサニタリーショーツを貼り付け、そこに水蒸気を10秒間吹きかけました。その後、容器の中に設置した湿度計の値を確認し、水蒸気を吹きかける前と後でどれほど湿度が上昇したのかを記録。

差分が大きいものほど通気性が優れているため、今回の記事内では湿度上昇率が高いものを通気性がよいと表現しています。なお、今回検証した場所は、クロッチの部分です。

耐久性


サニタリーショーツは月に数回しか出番がないので、一度購入したら、できる限り長持ちしてほしいですよね。

今回の検証では、サニタリーショーツを脱いだり履いたりする場面を再現するため、履き口を20回伸ばしたあと、洗濯機で洗うという工程を10回繰り返し行いました。

10回洗濯したあとの商品を確認し、腰のゴムは伸びていないか・ほつれていないかの2項目を評価しました。

サニタリーショーツの洗濯方法は?


経血がついてしまったサニタリーショーツの基本の洗い方は手洗い・洗濯・干すの3ステップです。

タンパク質を多く含む経血は50℃以上のお湯で洗うと固まりやすく、シミになってしまうので注意が必要。そのため、30℃以下のぬるま湯か水で洗いましょう。

それでも汚れが落ちない場合は、弱酸性の洗剤を使用すると落としやすくなりますよ。

また、経血は時間が経つと固まってしまうので、できるだけ早く洗濯することが大切です。すぐに洗濯できない場合は、洗剤を溶かした水につけ置きしておくとよいでしょう。

吸水ショーツのおすすめ まとめ

以上、吸水ショーツのおすすめ紹介でした。
おすすめベストバイのベア「エアライト ショーツ M」
実際にテストしてみると、液戻り量が多かったり、濡れ感が続いたりと、パーフェクトな製品は正直ありませんでした。

その中でもベストバイのベア「エアライトショーツ M」は吸収力が高く、ゆううつな日も快適に過ごせそうです。速乾性も健闘しました。

吸水ショーツ使用後はつけ置き洗いが必要なので、メンテナンスがやや面倒なものの、繰り返し使えるので経済的かつエコな点がメリットです。

生理中を快適に過ごしたい人や吸水ショーツに興味がある人は、本記事を参考にチェックしてみてくださいね。