目元の存在感を大きく左右するといわれる、まつげのケアにおすすめの「まつげ美容液」。毎日のビューラーやまつげパーマ、まつげエクステによりダメージを受けたまつげをケアするアイテムとして、たくさんのメーカーから展開されています。

今回は、特に人気のまつげ美容液をご紹介。まつげに塗るタイプから目元全体に塗るタイプまで揃っているので、自分にぴったりなアイテムを見つけてみてください。

 

まつげ美容液とは?

まつげ美容液は、まつげの保湿や補修に効果的で、まつげにハリ・コシを与えるアイテム。まつげパーマやまつエクをしている方、毎日のようにビューラーを使っている方におすすめです。パーマ液や熱、加圧などによってダメージを受けたまつげをケアします。

また、まつげだけでなく、目元周りの皮ふにも使えるタイプも展開。目元全体に使えるまつげ美容液は、デリケートで乾燥しやすいまぶたをいたわりながら保湿し、すこやかに保つ効果が期待できます。

まつげ美容液は効果がある?

まつげ美容液には、まつげや目元の皮ふをケアする成分が含まれています。まつげそのものだけでなく、目元周辺まで使えるタイプを選べば、乾燥しやすい目の周りを効率的にケアできます。

まつげに直接塗布するまつげ美容液は、まつげをすこやかに保ち、ハリやコシを与えるのに効果的。まつげとまぶたの両方に塗るタイプのまつげ美容液は、まつげとまぶたを同時にうるおす効果が期待できて便利です。

なお、まつげ美容液を使うと「まつげが伸びる」「まつげが増える」といった効果を暗示する口コミが、今も多く見受けられますが、市場に流通している化粧品分類のまつげ美容液では育毛・増毛のような効果は認められていません。口コミに左右されすぎず、自分の目元にあったまつげ美容液を選んで使いましょう。

まつげ美容液の選び方

配合成分をチェック

まつげ美容液は、配合している成分により得られる効果が異なります。まつげパーマやまつエクをしている方、毎日のようにビューラーを使用している方は、まつげのダメージを補修できる「パンテノール」などを配合しているものがおすすめです。

また、ダメージによる乾燥やハリのなさが気になる方は、保湿成分やハリを与える成分の「ペプチド」「キャピキシル」「加水分解ケラチン」などを含んだものを選んでみてください。目元の皮ふ全体をうるおし、すこやかに整えるコラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分を含んだものも適しています。

また、目元の皮ふは顔のなかでも最もデリケート。刺激性に配慮した肌にやさしい処方のまつげ美容液を選ぶことが、使い続けるにあたって大切なポイントです。

塗りやすさ・使いやすさで選ぶ

ブラシタイプ

ブラシタイプのまつげ美容液は、マスカラのように使えて塗りやすいのが特徴。スクリューブラシにしっかりと美容液が絡みつくので、まつげの1本1本に行きわたらせやすいのが魅力です。

まつげの根元から先端まで、もれなく塗りやすいのもポイント。まつげにハリやコシを与えるケアをしたいときにおすすめのタイプです。

チップタイプ

美容液を含みやすい起毛素材や、やわらかいシリコン素材のチップがついているタイプは、目のキワを中心に塗れるものを探している方におすすめです。デリケートで乾燥しやすい目のキワまで、しっかりとお手入れ可能。まぶたにも塗れるタイプのまつげ美容液に、多く取り入れられています。

チップの面をまつげの表面に沿わせるように使えば、まつげに塗ることもできるのが特徴。また、ブラシを使うと引っ掛かりがでやすいまつエク・まつげパーマをしている方にも適しています。

筆タイプ

まつげの生え際などの細かい部位にも、しっかりと塗りやすいのが筆タイプのまつげ美容液。上まつげのキワにはもちろんのこと、下まつげのキワにも塗りやすいので、上下ともにまつげや目元のケアをしたい方におすすめです。

筆タイプは、一般的に目のキワに塗ることを想定してつくられています。まつげの表面にも塗りたい場合は、ブラシタイプやチップタイプ、チューブタイプのまつげ美容液と併用しましょう。

チューブタイプ

チューブから指先に美容液を出して、アイクリームのように塗るタイプのまつげ美容液。まつげだけでなく、まぶた全体の保湿・保護をしたい方におすすめです。眉周りにまで使えるアイテムも展開されています。

チューブタイプは雑菌が入り込みやすいのが懸念点。美容液の戻りがないように、衛生面に配慮した設計でつくられた容器を採用しているアイテムを選ぶのがおすすめです。

まつげ美容液のおすすめランキング

第1位 リバイタラッシュコスメティクス リバイタラッシュ アドバンス ジャパン

リバイタラッシュ

¥14,300(税込)
独自で開発された美容成分を配合しているまつげ美容液。粘性のある基材を含んでおり、塗布した箇所に美容液がとどまりやすいのが魅力です。目の中や周りの皮ふに垂れていく心配が少なく、まつげ美容液を初めて使う方にも適しています。

本アイテムは、細筆タイプなのでに根本部分ギリギリまで塗りやすいのが特徴。ハリやコシのあるまつげに導きます。まつげパーマやビューラーなどによる、まつげのダメージが気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

第2位 シーオーメディカル(Co-medical+) 湘南美容ロングラッシュリッチ

シーオー
¥4,054(税込)
まつエクやまつげパーマを定期的にかけている方や、ハリ・コシがない細いまつげの方におすすめのまつげ美容液。パンテノールや加水分解シルクなどといった保湿成分が、ダメージを受けたまつげをケアします。

また、まつげをすこやかに保つ成分のキャピキシルも配合。8mlと大容量なので、朝晩たっぷりと使えます。

本アイテムは、ブラシに特殊構造を採用しているのが魅力です。まつげの1本1本につけやすいスクリューブラシの先端に、スポンジのような特殊チップを搭載。チップの部分にも美容液をたっぷりと含むので、目のキワにもいきわたらせることができます。まつげにも周りの皮ふにも塗れるまつげ美容液を探している方におすすめです。

第3位 資生堂プロフェッショナル アデノバイタル アイラッシュセラム

資生堂
¥1,500(税込)
保湿成分や毛髪補修成分をたっぷりと配合しているまつげ美容液。マスカラなどのメイクがよく映える、しなやかでハリやコシのあるまつげに導きます。

先端にかけて斜めにカットされているチップタイプなので、目のキワなどの細かい箇所にも丁寧に塗れるのがポイント。ふんわりとした肌あたりで、デリケートな目元をいたわりながらケアできます。また、無香料・無着色・低刺激処方なのも特徴。肌にやさしい使い心地のまつげ美容液を探している方におすすめです。

第4位 アンファー(ANGFA) スカルプDボーテ ピュアフリー アイラッシュセラム プレミアム

アンファー
¥3,348(税込)
ヘアケアアイテムを多数展開しているスキンケアブランド「アンファー」のまつげ美容液です。ペプチドやパンテノールを含む保湿成分「ラッシュDカプセル」を配合しているのが魅力。まつエクやまつげパーマをして、ダメージが気になるまつげにおすすめです。

また、本アイテムはまつげだけでなく、目元のケアも同時にできるのがポイント。敏感な目元を保護しつつ、ハリ感を与えていきいきとした印象に導きます。

アルコール(エタノール)・防腐剤(パラベン)・オイル・界面活性剤・シリコン・香料・合成着色料・プロスタグランジン類似物質は不使用。すべての方にアレルギーや皮ふ刺激が起こらないというわけではありませんが、アレルギーテスト済みかつ皮ふ刺激性テスト済みです。

日本国内の工場で生産されているのも特徴。品質管理にもこだわってつくられているまつげ美容液です。

第5位 ラッシュアディクト(Lashaddict) アイラッシュコンディショニングセラム

ラッシュ
¥8,300(税込)
まつげにハリやコシを与える成分として、独自のナノペプチド複合体を配合しているまつげ美容液。本アイテムは、1日1回朝か夜に、上まつげの根本部分ギリギリまで塗ることを推奨されているタイプです。

極細筆タイプなので、まつげ全体に丁寧に塗り込めます。パラベン・人工香料・グルテン・硫酸塩などがフリーでつくられているため、デリケートな目元のケアにぴったりです。

ハリやコシを与える成分だけでなく、まつげを保護したりうるおいを与えたりする成分も配合。まつげパーマやまつエクなどの、ダメージを伴う施術を繰り返している方におすすめです。

第6位 セザンヌ化粧品(CEZANNE) まつげ美容液EX

セゼンヌ
¥550(税込)
品質の高いプチプラコスメを多数展開しているブランド「セザンヌ」のまつげ美容液。まつげだけでなく、まぶたや眉毛にも使える3in1タイプのアイテムです。

本製品は、オイル・シリコン・界面活性剤・着色料・香料・紫外線吸収剤フリーでつくられているのがポイント。デリケートな目元のことを考慮しています。また、11種類もの保湿成分を配合しているのも魅力。まつげにうるおいを与え、ハリやコシのある状態に整えらます。

アプリケーターは、長めのパフチップを採用。肌にやさしく目元周りのお手入れをしたい方におすすめのまつげ美容液です。

第7位 伊勢半 ヒロインメイク アイラッシュセラム プレミアムEX

伊勢半
¥2,640(税込)
まつエクやまつげパーマをしているときでも使えるまつげ美容液。まつげにハリ・コシ・ツヤを与える「プレミアムラッシュサポート成分」を配合しています。

ほかにも、美容液成分をたっぷりと含んでいるのも魅力。保湿成分の8種類のアミノ酸や13種類のうるおい成分、整肌成分のツボクサエキス・グリチルリチン酸ジカリウムも配合しており、まつげだけでなくまぶたの角質層までしっかりとケアします。

無香料・無着色・オイルフリーと、目にしみにくい処方を採用しているのもポイント。すべての方に皮ふ刺激が起こらないわけではありませんが、皮ふ刺激テストもおこなわれています。美容液をたっぷりと含むソフトフィットチップなので、一度でまつげ全体にたっぷりと塗れるものを探している方におすすめです。

第8位 エムエスエイチ(msh) ラブ・ライナー オールラッシュ セラム プレミアム

MSH
¥4,250(税込)
チップとスクリューブラシが一体になった、ハイブリッドブラシを採用しているまつげ美容液。目のキワにも、まつげ全体にも塗れる、まつげ美容液を探している方におすすめです。

まつげにハリやコシを与える成分の「次世代型シグナペプチド」や、加水分解ケラチン・キャピキシルなどを含む複合成分を、たっぷりと配合。まつげを効率的に保護・補修し、日々受けるビューラーの熱や加圧、まつげパーマの薬剤などによるダメージをケアします。

また、目元の皮ふにハリやうるおいを与えるプラセンタと、ナイアシンアミドも配合。乾燥しがちな目元を、ふっくらとうるおします。ほかの部位よりも皮ふが薄く、デリケートな目元を考えた処方でつくられていることも魅力です。

第9位 アヴァンセ(AVANCE) マツエク プロテクトセラム

アヴァンセ
¥1274(税込)
まつエク愛用者が直面しやすい、まつげの絡まりや負担の悩みに寄り添うまつげ美容液。まつエクをつけている状態のまつげにも根元からしっかりと塗り込めるよう、セパレートアーチ型ブラシを採用しています。ブラシを通すことで、絡まりのないセパレートまつげに整えられるアイテムです。

また、まつげのハリやコシを与える保湿成分も配合。ツヤもあるいきいきとした印象のまつげに導きます。速乾性のあるタイプなので、時間をなるべくかけずにまつげのケアができるアイテムを探している方におすすめです。

第10位 資生堂(SHISEIDO) マジョリカマジョルカ ラッシュジェリードロップ EX プレミアム

資生堂
¥2,020(税込)
まつげの根本から毛先までをパックするように絡みつく、とろっとした美容液を採用しているまつげ美容液。とろみのあるテクスチャーに、ダメージを補修する成分やハリを与える成分、保湿成分を豊富に配合しています。

美容液がたっぷりと絡む、弾力のあるチップを採用。まつげの根本から毛先まで、一度で全体へ塗布できるのがポイントです。

まつげ美容液の効果的な使い方

まつげ美容液を塗る際は、使用部位を清潔にした状態にしてから使いましょう。夜に使う場合は、クレンジングや洗顔などを終えた後、朝に使う場合もぬるま湯や洗顔料で目やにやほこりなどを落としてから塗るのがおすすめ。ただし、夜のみの使用を推奨されているタイプもあるので、製品ごとに適切とされているタイミングを守って使うのがベストです。

まつげ美容液は、目に入らないよう十分気をつけながら、生え際に塗り込むのがポイント。上のまつげに塗るときは、生え際が見えるようにまぶたを軽く持ち上げながら、丁寧に塗りましょう。

また、1回の塗布量と、1日あたりの使用回数は守って使うことが大切。まつげ美容液は、国民生活センターへトラブルの報告が事実として過去にあった商材です。

現状の日本では、市販のまつげ美容液に色素沈着をもたらす成分が含まれていることは、確認されていません。ただし、誤った使い方をすると、目元の皮ふに負担をかけ、色素沈着にもつながりかねないので注意が必要です。